考えない 探さない ラクして整う住まい考

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 166
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048962551

作品紹介・あらすじ

丁寧な暮らしを提案する著者が40代をむかえて建てた家。
そこにはラクに暮らすための工夫がいっぱいありました。

暮らしまわりの著書を多数もつ人気エッセイストの柳沢小実さんが40代になり、ついに家を建てました。
2人暮らしの柳沢さんが考え抜いて建てたのは、気力や体力が今後衰えたときにも快適に過ごせる住まいでした。
だから広さもそこそこ、部屋の数も絞って建築費を節約した一方、
毎日使うキッチンの設備や家具にはお金をかけたメリハリのある住まい作りだったといいます。
また、なるべく動線が短く、毎日きちんと整理整頓しなくてもきれいが保てる家になるよう、収納にもひと工夫。

そんな柳沢さんの家作りのポイントや、できるだけ手間をかけずにきれいに見える収納方法、
買い物や家事から収納をラクにする方法を提案します。

この本の特徴
・収納下手さんでも参考になる、ラクでゆるい収納方法を提案しています
・手間をかけずにきれいをキープするための動線の提案をしています
・これから家作りをしたい人の参考になるよう、できるだけメーカー名、ブランド名を掲載
・家が散らからないためには買い物から見直す、という提案をしています

感想・レビュー・書評

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  • 夫婦二人の一軒家の家づくりを軸に、次の方法が紹介されていた。
    ・簡単に収納する
    ・物の量を少なく保つ
    ・動線で綺麗をキープする
    ・買い物で散らからないようにする

    考えない・探さないってどうすればいいの?と思って読んだ。余白を残して、物を見やすく、出しやすくしまうことが大事なんだなとわかった。
    これまで読んだ本にも同じ意図の事が書かれていたし、やっぱり大事なんだ!って思った。

    お家の写真は、生活感があまりないおしゃれな感じだった!
    自分には身近に感じられなかったけど、このご夫婦の雰囲気にすごくあっている落ち着いた感じで素敵だった。

    40代になってからの気づきがとても参考になった。
    5年で身体、気持ち、暮らしが変わる。
    10年でライフステージが変わる。
    Tシャツとデニムは似合わなくなるって見て、そうなの!?って驚いたけど、確かにそうかも…と気づいたw

    今の生活や使っているものは、5年後10年後変わってくるんだなと気付かされた。そういう変化に対応できるように、物を持ちすぎないように気をつけようと思った。あと、今気に入っているものはガンガン使おうw

  • パラパラと写真だけを見ても癒される。
    しっかりと読み込むと、柳沢さんのこだわった部分がわかり参考になる。

    ________________
    〈個人的備忘録〉
    「本当に必要?」の問いかけで棚卸しをする。
    ・パスタの袋は横を切って開けて輪ゴムで巻く。→パスタケースを処分
    ・多機能洗剤(J.R.WATKINSオールパーパスクリーナー)を使う→スペースの確保

    動線を考える。
    ・動作と置き場所を一緒にする。

    お金と時間を節約するために実行すること
    ・「いいものを少しだけ」「安いことを理由にしない」「迷う時は買わない」「一目惚れした時ほど慎重に」
    ・どうでもいいものを減らす
    適量を大切に使う
    ・家具はカスタマイズ、メンテナンスできるものを
    剣持勇スタッキングスツール スツール202

  • 素敵な暮らし方

  • おしゃれすぎる、とか、高すぎる、とかこの手の本にありがちな「読んでいても参考にならない!」という要素がなく、最後まで楽しんで読めました。
    作者さん自身のこだわりや好きなものがしっかりしていて、気持ちよかったです。

    こだわるところにはこだわる。そして生活動線、やはり一番大事だなと感じました。

  • 淡々と片付けに対しての心得を語っており、ホントにそうです。そうなんです。と、思う。

    ついでにこの方はとにかく楽したいなーと思っており、中はキチキチに片付けてないとことか、楽にとにかく元に戻せるよーにするとかで、真似できそうな雑さもありとっても参考になりました。笑笑

    とりあえずこの辺の引き出し。みたいな楽さがあった。でも、出しやすくて戻しやすいように中は割とスカスカだったり。

    そうか、そうだよなぁ。と納得づくでした。

    これ読みながら、ずっと迷ってたディズニーとUSJのかぶり物捨てようと心に決めたわたしです。笑笑

  • 仕事の都合で現在借りぐらし的生活。
    5DKから1LDへの住替えで非常にコンパクトになったせいで、当初は狭い、狭すぎると思っていたけれど、慣れれば冷暖房の効率もいいし、必要最低限のもので暮らしているので探しものもなく快適かも。
    車で買い物に行かなければならなかったのが(スーパーまで遠いため)、徒歩や自転車で済ませられるようになったのもグー。期限付きだけれど、今の生活は今だけのもの、と思って楽しみつくそう。
    そう思わせてくれる本だった。

  • ミニマリストではなく、やや少ないくらい
    これ!
    家族のカタチが変わり、大人3人暮らしになったので、じわじわと物を厳選し、減らしていきたい。
    使うものは使う場所に、当たり前のことなのに、今までの場所から動かすと、家族の不評をかいながらも…
    シンプルに暮らす参考になる。

  • ミニマリストブームのその後、というような印象。
    目新しい発見はなかったですが、あえてハウスメーカーに頼んだところだったり物選びの基準だったり完璧を追い求めすぎない自分にあった丁度良さを再認識できたと思う。

  • 家作りにおいて気になっていた事や知りたかった事が色々とあり、とても参考になりました。メーカー名も記載されています。買い物は満足感が重要。収納は見えない物は忘れるので、すべて見えた方がいい。

  • キッチンの整理法が参考になった!

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著者プロフィール

エッセイスト、整理収納アドバイザー。1975年、東京都生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。確かなもの選びの眼に定評があり、フェリシモで商品開発なども手がける。
暮らしや台湾にまつわる著書は30冊以上にも及ぶ。近刊に『これからの暮らし計画』(大和書房)、『大人の旅じたく』(マイナビ文庫)がある。


「2021年 『すっきり暮らすためのもの選びのコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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