- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048968072
作品紹介・あらすじ
大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として
数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督が
異端児と言われながらも貫き通してきたリーダシップ論を語る。
日本に限らず、いまの世界は「変数」が大きく、即座の対応力が求められる。
だからこそ、すべてを「自分ごと」として捉えるべき。
コロナウイルス禍を経た社会では働き方、考え方が大きく変わらざるを得ない。
上の人の言うことに唯々諾々と従っているような人材は生き残れない。
だからこそ、多様性を認めなければならない。
なぜ、すべて同じ方向を向いて判断する必要があるのでしょうか。
そうだとしたら、子どもに対して責任を持つ大人が考えることを
放棄していることにつながりませんか?
いま必要なのはこれまで日本人が得意としてきた
ルールを守るマインドではなく、ルールを作るマインド。
問題が生まれること、それは指導者として成長するチャンスなのです。
具体策を出して叩かれたとしても、それにへこたれない精神力が
ポスト・コロナウイルスの時代、リーダーには求められます。
これは私自身に言い聞かせていることでもあります。
打たれ強さというのは、リーダーに必要な資質です。
いま大切なのは何が正しくて、何がダメなのかを
考える組織、文化を醸成していくことではないでしょうか。
感想・レビュー・書評
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柔軟性を養うためには知的訓練が必要。
わかっちゃいるんだけどね〜。
青山学院は好きでずっと応援してます。コロナ禍でどんな練習をしていたのか興味があったので読みましたが、自分の仕事にもあてはめて考えさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異端と言われながらも結果を出してきている人物は何が違うのか垣間見えた気がする。が、書き物としてはあまりにまとまりがなく、講演向きなのかも。
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原監督の様々な意見やアイデアが盛り沢山に書かれており、色々なメッセージが含まれているが、自分は新たなビジネスチャンスの着眼点の例を示してくれた本として印象に残った。
22.11.29 再読
正に「改革する思考」を持ち続けることの必要。 -
■これまでの日本のリーダーの行動指針は「KKD」
・Kは「経験」
・Kは「勘」
・Dは「度胸」
■組織づくりの基本3原則
①目標理念が根付いていること
⓶傍観者主義にならない
③他者責任にしない
■成長するための5つのステップ
①知ること
⓶理解すること
③行動すること
④定着させること
⑤相手に教える・伝えること
■「改革する思考を」実践するにあたって必要なこと
・理念を持つこと
・ビジョンを示すこと
・覚悟を持つこと -
原監督、いいと思って読みましたが、いまいちまとまりが、、、