改革する思考

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 83
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048968072

作品紹介・あらすじ

大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として
数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督が
異端児と言われながらも貫き通してきたリーダシップ論を語る。

日本に限らず、いまの世界は「変数」が大きく、即座の対応力が求められる。
だからこそ、すべてを「自分ごと」として捉えるべき。
コロナウイルス禍を経た社会では働き方、考え方が大きく変わらざるを得ない。
上の人の言うことに唯々諾々と従っているような人材は生き残れない。
だからこそ、多様性を認めなければならない。
なぜ、すべて同じ方向を向いて判断する必要があるのでしょうか。
そうだとしたら、子どもに対して責任を持つ大人が考えることを
放棄していることにつながりませんか?
いま必要なのはこれまで日本人が得意としてきた
ルールを守るマインドではなく、ルールを作るマインド。
問題が生まれること、それは指導者として成長するチャンスなのです。
具体策を出して叩かれたとしても、それにへこたれない精神力が
ポスト・コロナウイルスの時代、リーダーには求められます。
これは私自身に言い聞かせていることでもあります。
打たれ強さというのは、リーダーに必要な資質です。
いま大切なのは何が正しくて、何がダメなのかを
考える組織、文化を醸成していくことではないでしょうか。

感想・レビュー・書評

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  • 柔軟性を養うためには知的訓練が必要。
    わかっちゃいるんだけどね〜。
    青山学院は好きでずっと応援してます。コロナ禍でどんな練習をしていたのか興味があったので読みましたが、自分の仕事にもあてはめて考えさせられました。

  • 異端と言われながらも結果を出してきている人物は何が違うのか垣間見えた気がする。が、書き物としてはあまりにまとまりがなく、講演向きなのかも。

  • 原監督の様々な意見やアイデアが盛り沢山に書かれており、色々なメッセージが含まれているが、自分は新たなビジネスチャンスの着眼点の例を示してくれた本として印象に残った。

    22.11.29 再読
    正に「改革する思考」を持ち続けることの必要。

  • ■これまでの日本のリーダーの行動指針は「KKD」
    ・Kは「経験」
    ・Kは「勘」
    ・Dは「度胸」
    ■組織づくりの基本3原則
    ①目標理念が根付いていること
    ⓶傍観者主義にならない
    ③他者責任にしない
    ■成長するための5つのステップ
    ①知ること
    ⓶理解すること
    ③行動すること
    ④定着させること
    ⑤相手に教える・伝えること
    ■「改革する思考を」実践するにあたって必要なこと
    ・理念を持つこと
    ・ビジョンを示すこと
    ・覚悟を持つこと

  • 原監督、いいと思って読みましたが、いまいちまとまりが、、、

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著者プロフィール

青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督。青山学院大学地球社会共生学部教授。1967年、広島県三原市生まれ。世羅高校では全国高校駅伝準優勝。中京大では全日本インカレ5000mで3位入賞。89年に中国電力陸上陸上競技部1期生で入部するも、故障に悩み、5年で競技生活を引退し、同社でサラリーマンとして再スタート。新商品を全社で最も売り上げ、ビジネスマンとしての能力を開花。
2004年に陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶり箱根駅伝出場、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導く。18年まで箱根駅伝4連覇という快挙を成し遂げる。20年には大会新記録で王座奪還を果たし、22年には大会新記録を更新して6度目の総合優勝するなど駅伝強豪校に育て上げる。

「2022年 『「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる(マガジンハウス新書)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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