ピンプ: The Story of My Life (BOOK PLUS)

  • アーティストハウスパブリッシャーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048973151

作品紹介・あらすじ

ストリートで今も語りつがれている伝説の作家がいる。その男の名は、アイスバーグ・スリム。1918年、ゲットーに生まれ落ちた彼は、虐げられた社会構造に対抗するため、ピンプといわれるポン引きの世界で栄華を極めた。30年にわたりアメリカ裏社会に君臨したのち、作家に転身。これは彼が、勇気と波乱に満ちたピンプとしての半生を描いた渾身の自伝小説である。人々を魅了した、驚くべきリズムとユーモア、そして真摯なメッセージ。アイスバーグの言葉を聞いた若者たちは立ち上がり、彼の言葉をラップのリズムにのせ、新しい黒人文化を生み出すことになる。アメリカ、イギリスで旋風を巻き起こしたストリートのバイブル、ついに日本版登場。

感想・レビュー・書評

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  • こちらもアウトローの自伝。
    ピンプと呼ばれるいわゆる売春婦を飼う職業のこと。
    あらゆる面に目を光らせて、管理して不具合を治していくことはすべての仕事において共通ですね。

  • 有名なピンプから作家へと成功したアイスバーグ・スリムの一番有名な作品。
    ピンプ同士の争いや娼婦との関係など、その世界で生きてきただけあってかなり詳しく描写しており、ビビッドにその世界が広がる。

  • 物語として楽しんで読めたが、実際にあった事を元にして書いている、いわゆるノンフィクションであるところが興味深い。
    国や文化や人種の違いを知り、自分の固定概念を広げる意味でも、読んでおいて損はない。

  • 作者の自伝だけあって、ピンプの世界がリアルに描かれている。暗い世界に身をおいているが住んでる世界が違うだけで、中身は普通の人と変わらない。

    この作品に出会えたことに感謝です。

  • hiphop誕生前夜

  • ストリートで今も語りつがれている伝説の作家がいる。その男の名は、アイスバーグ・スリム。1918年、ゲットーに生まれ落ちた彼は、虐げられた社会構造に対抗するため、ピンプといわれるポン引きの世界で栄華を極めた。30年にわたりアメリカ裏社会に君臨したのち、作家に転身。これは彼が、勇気と波乱に満ちたピンプとしての半生を描いた渾身の自伝小説である。人々を魅了した、驚くべきリズムとユーモア、そして真摯なメッセージ。アイスバーグの言葉を聞いた若者たちは立ち上がり、彼の言葉をラップのリズムにのせ、新しい黒人文化を生み出すことになる。アメリカ、イギリスで旋風を巻き起こしたストリートのバイブル。

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著者プロフィール

アイスバーグ・スリム(Iceberg Slim)
1918年生まれ。本名ロバート・ベック。サウスサイド・シカゴ最高のピンプの座に約30年にわたって君臨。数度の刑務所生活ののち、その「稼業」を引退すると、ロサンジェルスに移り住んで作家となり、ピンプ時代以上にその名を広く轟かせた。処女作でもある本作『ピンプ』は1969年に出版され、ベストセラーとなる。そのグルーヴ感のある文体とともに、多くのラッパーたちにも影響を与え続け、アイスTの名前の由来ともなった。1992年没。2012年にはドキュメンタリー映画『Iceberg Slim: Portrait of a Pimp』も公開された。

「2017年 『ピンプ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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