15時間で速習 英語耳 頻出1660語を含む英文+図で英会話の8割が聞き取れる

著者 : 松澤喜好

• KADOKAWA (2019年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

付属CDにシャドウイング用音声＆MP3を同時収録（後者に関しては指定のサイトからのダウンロードにも対応）！　イラストを見ながら１日２分×３回の英文音読をするだけで計15時間で英語耳に！――ビッグデータに基づく、英会話の８割を占める必須英単語1660語（新JACET8000の上位1660語）を、レッスンしやすい150の英文集（印象的なイラスト付き！）に振り分けました。付属CDの英文音声（全英単語の音声データを含むMP3データも同梱）について1日２分×３回のシャドウイング（英文の重ね読み上げ）をするだけで、計15時間でネイティブの高速な英会話も十分聞き取れ、洋画を字幕無しで見られる英語耳に！　大きな実績・定評のある英語耳のレッスンを、15年ぶりに更新・発展させた速習版・英語耳。TOEIC900点の壁を破るのにも最適です！

イラスト：すずきひろし

※子音・母音の音からじっくりレッスンを開始したい方は、既存の『英語耳［改訂・新CD版］』をご利用下さい。同書はボトムアップ式と呼ばれる手法を採用していましたが、本書では新たに、「ネイティブスピードの英文の音からスタートする」トップダウン式という逆ベクトルの手法を採用した速習版になります。

感想・レビュー・書評

[Cognosce te ipsumさんの感想 · 2022年9月13日]

平均12秒の短い文章で構成されるシャドーイング練習が150課ある。1日1課10x3回のシャドーイングを150日かけて終える工程。発音できない音は聞き取れない、との考えにより、高速で収録された音声で負荷が高い。上級者向けと思われる。

一通り終えたが、難しい構文は使用されておらず、理解は容易。収録音声は高速のため、速度についていこうとすると個別の発音が疎かになる。発音できないと聞き取れないのはそのとおりだと思うが、雑になってしまうシャドーイングに効果があるのか分からない。ベーシックな「英語耳」からのステップとして、高速に発話するためのトレーニングが必要なのでは。収録音声に間違いが1語あった。

[信州大学中央図書館さんの感想 · 2023年2月28日]

◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら：
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29595705

著者プロフィール

1950年生まれ。富士ゼロックス（株）に入社。おもにソフト開発に携わり、海外と連携したプロジェクトを多数経験。'75年、英検１級取得。'79～81年には英国駐在も経験。'00～04年まで某大学にて非常勤講師として発音を指導。日本音声学会会員、日本英語学会終身会員。人気サイト「eigo33.com」主催。語源学習のためのブログ「語源の広場」を３名で主催。主著『英語耳』『単語耳』シリーズの累計発行部数は100万部を超える。

「2023年 『英語耳ドリル［改訂３版］ 発音＆リスニングは歌でマスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」