女子中・高生の制服攻略本

著者 : クマノイ

• KADOKAWA (2020年3月31日発売)

作品紹介・あらすじ

立ち絵、制服図解、さらに学年・地域・季節などによるパターン、パーツごとの詳細図解ほか、膨大なイラスト点数を収録。
制服の展開図は特に必見！
見たかった、知りたかった、制服の詳細がつまっています。

■収録内容
セーラー服、ブレザー、イートン、ボレロ、リボン、スカート、ネクタイ、シャツ、ベスト、ボタン、ローファー…etc。

■セーラー服解説内容
セーラー服とは？／セーラー服の各部名称／展開図／季節のバリエーション／八面図／セーラーカラー／セーラーカラーの形状による分類とパターン（関東襟、札幌襟、関西襟、名古屋襟）
後襟／襟カバー／成形タイ（リボン・その他）／成形タイ（幅タイ）／スカーフ／カフス／インナー／縫製

感想・レビュー・書評

[エフハリストさんの感想 · 2020年7月13日]

セーラー服には地域差があるんですね。知らなかった…。
本書を購入したことを他人に話すと「そんなこと知って何に使うの？」と言われます。しかし、『「人工超知能」 －生命と機械の間にあるもの』にて、かつて役に立たない学問の代名詞として扱われた哲学が人工知能の諸問題(自動運転での事故の責任を取るのは誰か等)にとって価値の高いものとなっているとあるように、女子中・高生の制服知識が人類を救う日が来るかもしれないではないですか！
冗談はさておき、本書はタイトルの「攻略本」という名に負けない最高の資料本となっています。もちろん、値段相応のボリュームではありますが、名前の由来や歴史、八面図やサイズ感・調整方法に少ないですがヘルメットの情報までありとあらゆる情報がイラストつきで載っていて非常に満足度が高かったです。イラストはあくまで可愛らしくアダルトな雰囲気は感じませんでした(個人の感想です)。決してコミカルな書き方はされていないのですが、題材が題材なだけに真剣に記述されるとなんだか笑ってしまいます。
内容的に絵描きさんか男性がターゲットだと思います。特に最後の用語解説は「わざわざ解説するべきか…？」と思うようなレベルです。万人が読める優しい仕様なのかもしれませんが(例えば、娘のために制服の知識を調べるお父さんや、まだ小学生の女の子には必要だと思います)。
男子版を！男子版を待ち望んでます！

[ゆふぃさんの感想 · 2024年2月22日]

かわいい。懐かしい。

[nonnon04さんの感想 · 2020年6月13日]

中学受験を控える娘のために図書館で借りました。(本当ですよ。)

すごいカタログで
恥ずかしくなりました。
イラストの女の子が愛らしい。

著者プロフィール

1991年生まれ。埼玉県川口市在住。2014年より商業漫画家、イラストレーターとして活動。

「2018年 『女子中・高生のイラストブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」