百鬼夜行とご縁組 ~契約夫婦とあやかし大祭~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 80
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049132779

作品紹介・あらすじ

ある日突然、仙台の超一流ホテルの御曹司・太白と“契約結婚”することになってしまった元会社員のあやね。しかも彼は、仙台のあやかし逹を治める長の跡継ぎで!?
 そんな妖怪だらけ&トラブル続きの日々から少し離れ、新婚旅行という名目で、名所・松島を訪れた二人。しかし向かった傘下のホテルの支配人は、妖怪以上の難物だった!
 さらには行方不明だった太白の祖父・啓明が不穏な動きをはじめて――太白を跡継ぎとして認めないって、どういうこと?
 大人気シリーズ、第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 新婚旅行(個人的には婚前旅行だと思う)だけで引っ張るのかと思いきや、こちらの話は思っていたよりあっさり解決。
    ここで出てきたワガママお嬢様には怒りが湧き上がりましたが。
    そりゃあやねさんも嫉妬する。

    むしろ本題はやっと本番の百鬼夜行祭。
    陰陽師側のライバルと太白側のライバル(というか行方不明の祖父や父)がタッグ組んできたのには驚いた。
    敵と敵が一緒くたとなると、二乗倍で大変なことに。
    そんな時に土門さんが寝返らずにこちらについてくれたことは、どんなに心強かったか。
    (出てきたのが本体じゃなくてよかった……)
    今回は何とか撃退できたけど、ホテルもぼろぼろに。
    改装するこの間に夫婦仲を確かなものにしてほしいところだ。
    契約じゃなく本心で夫婦になれば、これから先も乗り越えられる気がするので。
    太白さんの本音はお酒のおかげで多少漏れたことだし、いい機会ではなかろうかと。
    新婚旅行は、別荘でのエピソードでほんわかできたけど、思い切りな進展はなかったので(あのお嬢様のせいで……イライラ)
    これからの展開も期待しております。

  • 恋愛的なドキドキ感はあまりないけど、あやねさんのいい女っぷりが楽しめる

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著者プロフィール

静岡県出身。六月生まれ。電撃文庫『スカイワード』でデビュー。『永遠の庭で、終わらない恋をする』(MW文庫)など。

「2023年 『百鬼夜行とご縁組 あやかしホテルの契約夫婦 二』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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