いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂2 聖徳太子の地球儀 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2020年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049133691
作品紹介・あらすじ
冬の足音が近づく晩秋の浅草。晴れて営業再開となった栗丸堂には、ふわりと微笑む和菓子のお嬢様と、苦い顔をした若主人の姿があった。
それもそのはず、伝統ある茶道家・白鷺流宗家から関西支部の客人を饗す茶菓子の用意を頼まれたのだ。浅草に軒を構えたばかりのライバル店「夢祭菓子舗」の主も同じ依頼を受けているという。
和菓子をめぐる騒動は、秋の空のようにころころとその表情を変え--。にぎやかであたたかい、おいしい人情物語をどうぞ。
感想・レビュー・書評
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新章第2弾。
今回は久しぶりに茶道家・白鷺流宗家やライバル?の「夢祭菓子舗」の店主が登場。ライバルとの一戦?なのに、鮮やかな落としどころで仁くんは何者なのやら。
今回もおいしそうなお菓子とともに。
パワーバランス?栗丸堂にまつわる人たちの相関図がほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は意外と難しかった印象。
すあまと州浜って食べた事ないからか、すんなり入って来なくて。卓也くんの話は意外性があって良かったけど。
次の聖徳太子の地球儀も、なんだよって感じで(笑)
人形焼きの話も回りくどいっていうか・・・
だけど栗丸堂の登場人物は好きなんで〇です。 -
2020年8月メディアワークス文庫刊。書き下ろし。シリーズ7作目。茶菓子、今昔和菓子外伝大福、人形焼、の3つの連作短編。2話目今昔和菓子外伝大福の秦野の登場が不明。次作への伏線?。混乱するだけで、不要なストーリーなんじゃ?。と思うところがあって、楽しめるところが、前作より少なかったです。
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冬の足音が近づく晩秋の浅草。晴れて営業再開となった栗丸堂には、ふわりと微笑む和菓子のお嬢様と、苦い顔をした若主人の姿があった。
それもそのはず、伝統ある茶道家・白鷺流宗家から関西支部の客人を饗す茶菓子の用意を頼まれたのだ。浅草に軒を構えたばかりのライバル店「夢祭菓子舗」の主も同じ依頼を受けているという。
和菓子をめぐる騒動は、秋の空のようにころころとその表情を変え--。にぎやかであたたかい、おいしい人情物語をどうぞ。 -
太子の地球儀の件はちょっと違和感あるけど、ここに挟まないと探偵が出てこれないか…。人形焼き食べたい。
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読んでると甘いものが食べたくなってきます。大福も人形焼もずっと食べてないなぁ。わりと行きやすいところにに人形焼の老舗があると知ったので今度買いたいな。上宮がなかなかいいキャラで好きだけど、本格的に活躍すると謎が一瞬で解けちゃうね。弓野とかネットで上手いことやってる人の印象が罪悪。
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栗丸堂の営業再開シーンは、やっぱり!となったw
そりゃ、そうでしょう!うん、うん。
栗田と葵のカップル、本当にほのぼの温かい。
デート中でも、やっぱりいろんなハプニングに見舞われちゃうのもあいかわらず。
拓也君、2人と出会えてよかった。
それにしても、葵って本当に鋭い。あれだけでそこに気付くとは。
人形焼きの件は、腹が立って仕方がなかった。
まったく、なんてやつだろう、ほんっとさいってー。
でも、きっと、災い転じて福となすと信じよう。
「外伝」は、「彼」があまりにも昔から変わっていなくて笑ってしまった。そうか、ずっとそうなのねって。
とっても、「らしい」んだもの。
さて、栗田と葵の仲に進展がありそうで、続きが楽しみでならない。早く! -
冬の足音が近づく晩秋の浅草。晴れて営業
再開となった老舗「甘味処栗丸堂」に、伝統ある
茶道家・白鷺流宗家から茶菓子を頼まれる。
ライバル店の「夢祭菓子舗」の主も依頼を
受けているという。さて和菓子をめぐる騒動は…。 -
前巻から出てくる上宮の謎が増える巻。それにしても栗田も葵もほんとに成人してるのか!?中学生みたいな恋しててもどかしい。