限界超えの天賦は、転生者にしか扱えない 1 ‐オーバーリミット・スキルホルダー‐ (電撃コミックスNEXT)

著者 : 長月みそか 三上康明

• KADOKAWA (2021年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

"契約魔術"によって拘束され、鉱山で奴隷として働かされていた10歳の少年・レイジ。
姉貴分の少女奴隷・ラルクと共に"天賦珠玉（スキルオーブ）"を採掘するだけの人生を送っていた彼は
鉱山で起こった暴動をきっかけに"あらゆる事象を一瞬で理解"し、さらには"他者のスキルをコピー"できるという
最強の感知＆ラーニングスキル【森羅万象（ワールド・ルーラー）】を入手。
同時に自身が元々17歳の高校生であり、事故死から蘇った異世界転生者であることを知った。

レイジはスキルの力を活かして鉱山を脱出するものの、たった一人の仲間だったラルクと決別してしまう。
いつかラルクと再会し、本当の姉弟になることを胸に誓って――レイジの果てしない冒険が始まる!!

「小説家になろう」で月間・四半期総合ランキング共に1位（※）を獲得した
絆と冒険の異世界ファンタジー、待望のコミカライズ第1巻登場!!


（※）「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
ランキングの順位はそれぞれ2020年5月1日、6月1日現在のものです。

感想・レビュー・書評

[ofellabutaさんの感想 · 2021年8月13日]

異世界転生したらショタチートキャラで無双という良くあるパターンだが、作りは丁寧。スキルはアイテムによって決まり、そのアイテムを付与するスロット数には制限がある、そのアイテムは付け替えや破壊、奪ったりすることも可能という設定が戦略性を生んでいるのが特徴。凡庸な世界観でもこういう仕掛けを巧く使えれば面白くなりそう。