七つの魔剣が支配するVIII (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.96
  • (5)
  • (17)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 160
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049139341

作品紹介・あらすじ

魔法使いとしての実力を測る決闘リーグや、生徒会選挙戦がはじまり、キンバリー魔法学校内は、いつも以上に盛り上がりを見せる。その中で、地下迷宮において「骨を抜かれる」生徒が続出する。犯人の目的は――?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 死霊王国編終了。でも、本筋の復讐はまだまだ続くし、決闘リーグも、進んでないし、選挙も終わってない。今回も沢山登場人物が出てきたので、詳細な登場人物紹介を毎回つけて欲しいです。
    オリバー、熱い奴なんだね~。さすが、ヒーロー。
    このシリーズは重厚な魔法世界の描写が多いので、想像するのが楽しいです。次はどんな展開かな。

  • 今回も魔法使いらしい特別な色んな気持ちや関係性がありそれぞれの行動に些細なことでも格好良さやほのぼのとする可愛さがある所が面白かった。

  • ギャップが良かった。死のあり方について考えようと思いました。

  • いやあ実にナナツマらしいお話でグッときた。

    決闘リーグの続きだけど今回はリーグ戦ではなく前回ゴッドフレイから骨を奪った死霊使いリヴァーモアとの対決話。
    単純な悪役なのかと思っていたら死霊使いの悲願を叶えるための行動だったのとその対象のキャラ設定に、うん、これは卑怯だ^^
    こんなん結末を予想して苦しくなるに決まってるじゃん。
    けれど本当にグッときたのはそこではなく、オリバーがどう考えたって理性的には間違っているとわかっているのに、感情を抑えきれず、見過ごせなくて、大切なものを守るために死神に挑んだ場面。
    その想いに泣きそうになった。
    オリバーっていつもは冷静に冷静に周りを見て考えてるんだけど冷たくはなりきれないんだよね。だからこそみんなに好かれるのだけど。ナナオがオリバーの服を引っ張って、知っていたでござる、と言うところが可愛い^^

    そして魔法使いは死にさえ戦いを挑むという事実がなんともナナツマらしい。

    うん、いいお話だった。

  • いい加減教師とやりあってほしい
    サブキャラメインで何巻やれば気が済むんだ
    話が遅々として進まねぇ

  •  2021年9月刊。魔人リヴァーモアが奪った、学生統括ゴッドフレイの骨を奪還する為、オリバーたちは、魔人が地下迷宮に築いた死者の王国へ挑む! 

     学園生徒たちのヘイトを、一身に集めたリヴァーモアの過去と秘匿されていた事情が判明するの巻。「現生徒会の要請を受け、決闘リーグの三人一組に、上級生を加えた四人組のチームで、骨奪還に挑む……」というミッション自体は燃える。
     もちろん対するリヴァーモアは、奪還チームへアンデッドを差し向けるし、更にミッションを妨害せんと前生徒会肝入りのチームが立ち塞がる……という三つ巴的な展開も胸躍る。
     問題は、そのストーリー展開の中で多くの人物が交錯し、その中には巻頭の登場人物紹介に載っていないキャラもいるので、「こいつ誰だっけ?」と首をひねることがしばしばで、今一つ物語に没入できなかったこと。今回、教師陣は登場しないのだし、巻頭の登場人物紹介から、彼らを削り、その分、本巻で活躍する生徒たちの紹介を入れて欲しかった。
     後半で、リヴァーモアの本陣へ突入するのが、オリバーたちのチームに絞られて、正直ホッとした面はある。これで多数の登場人物が入り乱れる、総力戦なんてことになってたら、もはや誰が誰だかで目も当てられなかった(苦笑) 突入チームが、リヴァーモアと「交渉」で、骨奪還の道筋をつけるのは意外だったが、確かに「あり」な手段だと得心した。
     本巻のキーパーソン、古代王国の生き残り(?)・ファウはなかなかに魅力的で、禁忌に挑むリヴァーモアの行動に説得力をもたらす、良キャラだった。その最期も印象的。
     オリバーたちの加勢のお陰で、長の年月を費やした探求に一つの決着をつけ見たリヴァーモアだが、今後、デレるのか?(苦笑) 彼がファウに託された亜霊生命体は物語にどう絡むのか?(もくしは絡まないのか?) 今後の展開が楽しみだ。
     次巻からまた決闘リーグ戦が再開だろうが、他にも生徒会選挙、オリバーの復讐の行方と、こなすべきイベントが盛りだくさんで、「これは確実に20巻を超える長期シリーズになるのではないか?」と戦慄を禁じ得ない。まぁ今のお話のボルテージが続く限りは、必ずラストまで見届けますが。(終)

    【蛇足】今回、登場した、死の御使いの強さには圧倒された。恐らくラスボスになるであろうエスメラルダ校長と、タイマンを張ったらどっちが強いのか? と考えてしまった。校長が、神の怒りを買うような禁忌を犯さない限りは、実現しない対戦ではある。

  • いや、本当にこの世界の魔法使いって常軌を逸しているな。
    前巻の終わりからなんで最後いい話になるかね。
    競技会は続く。・・・長いな。

  • ななつまは色んな形の男女の想いを見せてくれるから良いわ!

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宇野朴人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×