わたし、二番目の彼女でいいから。2 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 106
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049141542

作品紹介・あらすじ

「私、二番目の彼女でいいから」

 彼女のその言葉に甘えて、俺はみんなに隠れていまも、悪いことを重ねている。
 早坂さんと夜の教室で二人、いけないことをして。橘さんと真夜中、こっそり見知らぬ駅でキスを交わす。そんな早坂さんと俺と橘さんの甘い泥沼は、けれど。

「今度、私の全部をあげるね。だから、ちゃんと受け止めてね。逃げないでね」

 大胆になっていく好意の果てで、もう、落としどころを見つけられない。
 一番目じゃなくて、いいはずなのに。
 二番目のままでも、いいはずなのに。
 互いに言い訳をしながら、競うように壊れていく俺たちの関係。100%危険で、甘美で、嫉妬にまみれた恋の挙句の果てに、彼女が口にする言葉は――。

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ、これはいけませんよ。
    本作の良心は浜波さん。

  • この巻は一言だけ…
    作者やりやがった(誉めてる

  • 倫理観や道徳観を超えたところに真の純愛はあるか?桐島は橘との関係を早坂に、早坂と共有する二人の真意を橘に、そして自分の思いを柳に隠す。全てを隠して桐山が考える「完全青春計画」はこのまま進むのか…。スリルに満ちた物語に今回も魂が揺さぶられました。そんな緊張感溢れる展開において、新登場の後輩・浜波さんが良心的存在として、笑いのアクセントを加えるのが良かった。さて、誰も幸せにならないのではと思う中、早坂から提案された一つの解決法を受け入れたとき、彼らの関係はどう変わっていくのだろうか。続きが大いに気になります。

  • ヒヤヒヤする関係性、展開に今巻もページをめくる手が止まりませんでした!

  • 読み始めてすぐ、これは一瞬で読み終わってしまうと察し、1日1話ずつゆっくり楽しみながら読みました。
    今回も物語のなかで早坂さんと橘さんにはたくさん振り回されました

  • 早坂さんが、情緒不安定すぎる…。
    登場人物の相関図を描くとなるとかなり複雑になりそう。

    最後で橘さんがやらかしてしまったわけだが、柳先輩が今後どのように絡んでくるかが気になる…。

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著者プロフィール

第24回電撃小説大賞で《金賞》を受賞し、デビュー。

「2023年 『わたし、二番目の彼女でいいから。6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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