友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。2 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049144598

作品紹介・あらすじ

どうかこの親友五人組の平穏な関係が、これからも続きますように。そう心から願っていたのに、恋仲になることを望んでいる夜瑠と親密になっていく。バレたらいまの日常が崩壊するのは確定、だけどそれでも――。

感想・レビュー・書評

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  • 仲間に向ける恋愛感情を隠したまま、男女5人のグループはその友情関係を維持できるのか?純也と夜瑠が秘密を抱えて歪んでしまった関係に、火乃子が吐露した本心がさらなる軋みを与える今回です。恋か友情かどちらかをとれば丸く収まるのですが、『隠してでも』両方を取りたいというところにどうしても無理が生じる。しかしこれが若さだ。これこそが青春の痛みで、ここから何を得るかが重要なのだ。”正しく”大人へ向かっている彼らの関係はどこへ行き着くのか。今後の展開が楽しみです。

  • 仲良い5人。彼らの関係性は一度崩れ始めたら、もう元には戻らない。
    前巻に引き続き背徳感満載。三角関係以上に複雑なグループ内恋愛を、成嶋夜瑠という不思議なスパイスを用いて書き上げた作品で、とても面白かったです。
    物語の一貫したテーマは「秘密」だと思うのですが、その「秘密」を用いて主人公の心を絡め取ろうとする数々の描写は中々のものでした。
    ラストは既に決まっているとのことで、そこまで読めるのを大いに楽しみにしています。

  • 何かを犠牲にしないと何も得られないというのは、恋愛にも当てはまるのか。
    火乃子の大胆な性格にも驚いた。
    ちょくちょく文中に後のことを後悔するような描写もあるし、これは、次巻で荒れそうな予感。

  • 純愛とはかくも切なく美しい

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著者プロフィール

『韻が織り成す召喚魔法』で第20回電撃小説大賞<金賞>を受賞し、同作でデビュー。ハイテンションかつ言葉巧みなギャグセンスに定評がある、大阪在住の極貧作家。

「2023年 『友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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