七つの魔剣が支配するXI (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049149340

作品紹介・あらすじ

★アニメ化決定の魔法学園ファンタジー★
 
 四年生への進級を控えたオリバーたちは、恒例の長期休暇に、それぞれの故郷への帰省旅行を計画していた。剣花団のメンバーにテレサとマルコを加え、連合を巡る船旅が始まる。
 
 旅先でキンバリーの面々と遭遇しながら、最初の目的地カティの故郷、湖水国へと到着する。連合北方に位置し、森と湖、そして亜人種の集落も数多く点在する風景に一同は圧倒される。そんな中、オリバーは歓迎してくれたカティの両親から、異端を支援し大きな犠牲を出したアールト家の過去を聞かされる。
 
 旅は進み、シェラの実家、大英魔法国のマクファーレン家へ着くと、街の一画が全て敷地内という規模に驚愕させられる。そして、シェラの母親ミシャクアからは、亜人種との戦闘を打診され──。

 ファン必見! ゴッドフレイ統括と生徒会メンバーの過去を描く外伝『七つの魔剣が支配する Side of Fire 煉獄の記』も同時発売!

感想・レビュー・書評

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  • 四年になる前の長期休暇、これはキンバリーにとって一つの節目となる。オリバーを始めとする剣花団のメンバーはオリバーの隠密テレサと、トロールのマルコを加えて大英魔法国を出て独国、蘭国、湖水国、靴国を回る旅に出る。
    船や水路による魔法力を使った移動方法、カティの実家での亜人属との関わり、一般人と魔法使いとの差、そしてまだ途中のマクファーレン家での出来事(シェラのお母さんのエルフ登場)など、かなり作り込まれた世界観を読めて楽しかった。また、旅行ということで、いつもの復讐劇ではなく、やや明るかったのも良かった。
    本当にこのお話は、オリバーの友情・努力・勝利だったら、どんなにか楽しかっただろうか。ラストに救済あるといいな。

  • キンバリーや魔法使いといったものへの認識や世界観が更に補完される話だった。その中で次回からの苛烈な展開が見え隠れしていて、次が楽しみ。

  • 四年生になったオリバーたちの春休みの旅行、つかの間の平和なひととき。

  • 長期旅行編。北欧だね。
    主人公が裏で動いている事案が大ごとになってきて
    事態が大きく動く嵐の前の静けさ、というところか。
    静かでもなかったけど。

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著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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