リコリス・リコイル Recovery days (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 193
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049155549

感想・レビュー・書評

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  • 2弾が出てたなんて知らなかった!
    前作同様オフの日の話から、リコリスとしての話と、全部のせで良かった。
    今回は、フキのメイン話があるのも外伝ならではで良かった。
    あとがきも、その後も含めて読んで楽しい構成に衝撃でした

  • やっぱりこのシリーズ好きだなぁ。何ならアニメより好きかもしれない。本当に些細な日常の事件から銃で撃ち合うような大きな事件まで、たきなたちの日々は賑やかだ。ってか千束が賑やかしい(笑)
    熱を出してぶっ倒れても滅茶苦茶元気だし、たきなもそんな千束を優しく世話している感じが良い。千束、可愛いんだよね。たきなの前で着替えるの恥ずかしがったりね。

    どうやら千束は映画館で映画を鑑賞するのが大好きらしい。冒頭、映画館にあまり興味がないたきなを映画館に誘い込む熱量が凄い。そして、映画に対しての思いが結構被っていて嬉しい。字幕派と吹替派の溝とか、トイレとの戦いとか、贅沢な時間だからこそ印象に残るとか。
    最終章もテキサスチェーンソーみたいな舞台で繰り広げられる殺人鬼との攻防、面白かった。
    美女(巨乳)が最初の犠牲者だとか、あまりスプラッター映画を観ない人には(はて?)となる部分なんだろうな。

    ゆるい日常と銃撃戦両方が楽しめて、女の子が皆可愛い。(みずきもまあ、可愛い…)
    この世界観に浸れるの幸せだなぁと思う。

  • 明るい話が多くて読みやすかった!喫茶リコリコの日常を垣間見れていい

  • 映画と飯テロ、前作よりも受け入れやすい短編集。

     千束が映画館に於けるポップコーンを「銭湯で飲む瓶の牛乳!」と言ってるけど、丁度2024年3月末で森永の瓶牛乳が終売になるという事件。
     たきなが何故スタッフロールを最後まで見るのか千束に訊いたときの返しが、一番の目的が余韻に浸る為で共感できる。毎回ではないにせよ、書籍読了時に何もせずボーっとしたり、アニメの最終回だけしっかりロールを眺めたりする。ここの感想だって、余韻を楽しむ目的も少なからず含まれるわけで。凄く贅沢な時間。
     「たまごふわふわ」は実在する静岡の郷土料理のよう。第三話で千束に風邪を移され、四話で風邪引いたままヘリ出動し、帰ってきて五話で変な夢を見る羽目になったスパルたきな。
     第四話「One’s duties」は“彼女の職責”くらいの訳なんだろう。けれど、Fuki’sではないから他の主格、Takina’sも適用できそう。これは仕事で、含まれない余所事に関わらないフキと、少々不調でも出動するしようとするたきな。

    因みに、ポップコーンは館内にぶちまけて焦る人。
    新作アニメーションが待ち遠しい

  • え、どうしよう。若干百合化した気がする。

    可愛い。面白い。かっこいい。この3点セットは変わらないのよ。うん。だけど……なんか百合化してない? 仕上がりは前回より上がってるしリコリスやリリベルの情報も加わったけど……どうしよう! 百合化してる気がする。けどまあうん。千束とたきなだから許せる。
    そして相変わらず食べ物と戦闘の表現上手い!
    リコリコ最高!

  • 今回フキとさくらの話もあって嬉しい。一つ一つが別の話でありながら、少しずつ被っているという構成も良かった。
    映像で観てみたいと思う。
    あと第三話、たきなが千束のために赤飯を買いに行く道すがらの描写が、その場所を知っている人ならふふっとなるのではないかと。近くに住んでいたなら、行ってみたくなる。

  • "ordinary days"よりも全体的に明るい話が多く、読みやすかった。リコリスの制服やリリベルなど、アニメではあまり触れられなかったリコリコの設定も一部明かされ、作品のファンとして嬉しい内容だった。
    客観視すると結構シリアスな展開も多いが、千束の明るさのおかげで何故か全体としてほっこりするようなストーリーになってる。

  • リコリコ沼に浸かりきってるから喫茶リコリコの面々のやり取り読むだけで幸せ、1冊と通して千束の映画論が語られてて見たい作品が増えた。
    フキパートの戦闘描写が小説と食い合わせが悪かったからアニメで見たい。

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著者プロフィール

アサウラ:『黄色い花の紅』で第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞を受賞、同作でデビュー。代表作『ベン・トー』はTVアニメ化を果たした。他代表作は『デスニードラウンド』(オーバーラップ)など。

「2022年 『リコリス・リコイル Ordinary days』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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