レンタルロボット (ジュニア文学館)

著者 :
  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052034046

感想・レビュー・書評

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  • H31.2.18 読了。

     児童書。一人っ子が憧れる兄弟。かわいい存在のはずが、オヤツや両親の愛情、人々の関心などなどが、幼い存在に奪われてしまったような錯覚も覚える。読みながら、自他の兄弟に対する思いのひとつひとつの文章に「わかる。わかる。」と感じる部分が多かったし、考えさせられた。児童書にもこんな素晴らしい作品があるんですね。

  • 初めから返されることを覚悟していたツトム。
    それでも健太にありがとうを伝えたくて、必死に字を練習したんだね。
    最後の手紙に涙が出た。
    健太はきっといいお兄ちゃんになれるよ。

  • イントロが銭天堂ぽい感じで子供の入り込み方も良さそうだった。なんとなく想像のつく展開かと思いきや、なかなか巧みに練られていた構成にほほぅとなってしまった。泣けるね。そしていい話。

  • 小1の息子に読み聞かせをしました。いくつかのチャプターにわかれているので、区切りの良いところで休憩しながら2日に分けて読みました。最後は大人が泣いてしまいました。

  • 相手を思いやる気持ちの大切さを感じた。ツトムは傷ついたのに、健太を思いやる手紙を残していたことに切なくなった。ツトムのためにも優しいお兄ちゃんになってね。

  • ツトムが書いた文に感動した❗おばあちゃんとおじいちゃんの孫けんちゃんとして、幸せに暮らせればいいな。

  • 子供に朗読してあげたのだけど、それほど長くなく、そして感動するお話でした。たくさんの人に読んで欲しい物語。小学生の兄弟、姉妹が喧嘩ばかりしているご家庭は特に。

  • 作品のレンタルロボット「ジュニア文学館」
    小2の息子が図書館でこの本を借りて読み涙ぐんでいた。

  • 取り返しのつかない言葉、行動があること
    共感することの重要性
    無性の愛の素晴らしさを学びました

  • 電車で読んでて泣いちゃいました。(恥

    表紙の絵が可愛いなと思って読んだのですが、

    内容もすごく良かったです。

    ツトムが可愛いのと、健太の子どもらしさがよかったです。

    弟が欲しくて弟ロボットをレンタルした健太。

    ケンカのたびに「お店に返すぞ」とツトムをおどしたり、

    ポテトチップスを全部食べられておこったり。

    はりきってお兄ちゃんになったものの自分が一番じゃなくなり、

    我慢しなさい、お兄ちゃんなんだから・・・

    と言われるたびだんだん弟が憎くなってきます。

    そしてついにお店に返してします。

    もう一度迎えに(レンタルしに)行ったときにはもう記憶を消されて

    老夫婦の孫になってしまっていました。

    後悔する健太にお母さんが赤ちゃんができたことを健太に告げます。

    その時の「ぼく、お兄ちゃんになってもいいのかな」という

    つぶやきがグッときます。

    そしてベットにツトムの手紙がありました。

    もうその手紙読んで電車の中にも関わらず泣いてしまいました。
    (まぁ、昼間で人は少なかったですけど健太とシンクロ・・・)

    手紙を書きたいから頑張って字の練習してたもんな、ツトム。

    最後の「おにいちゃんだいすき」は反則です。

    しかもとなりにツトムのイラストまで・・・。

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