5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

制作 : 学研教育出版 
  • 学研プラス
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本棚登録 : 1176
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052038952

作品紹介・あらすじ

SF、ホラー、ミステリー。くすっと笑える話、ぞっとする話、感動する話。ページにして数ページ、5分程度の時間で読めて、最後に「あっと驚くドンデン返し」。そんなショートショートを集めたアンソロジー。、朝読にも最適な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • とても面白い。一話一話がすぐ終わる。
    わたしが面白かったのは、父の時給という話だ。

    父は急に息子から1時間で何ドル稼げるかを聞かれて、3ドルと答えた。きっと、友達と話していたらお父さんが1時間で何ドル稼げるかという話題になったのだろう。そう思っていた。あるとき、妻が息子にお金をかしてくれと言われたと言ってくる。しかも、息子はたびたび店のお手伝いをしてはお金をかりてもらっていたのだ。父は怒り、息子に説教をするが、果たして、息子の返事は……!

    他にも面白い話が沢山あるので、気になる人は読んでみるといいかも。シリーズも沢山あって、これはその中の第1冊なので、2の青いミステリーや
    3の白い悪魔なども読んでみてネ♪
    また、これとは別に5秒後に意外な結末などもあるので、さらに気になる人はこちらも是非。

    長文すみませんねェ( ´∀`)

  • 星新一の偉大さが分かる

  • こどもの本総選挙でランクインしていたため購入。

    ショートショートをまとめたもののため、すぐに読み終えることができた。

    9割の話が欧米の小咄を原案にしたもの。
    「意外な結末」とタイトルにあるように、どんでん返しのオチがあり、ブラックユーモアやハートウォーミングな結末になる。

    話の内容は、例えるなら、2chのまとめサイトにある「ブラックジョークな話を聞かせてくれ」「オチが分かるとゾッとする話」のスレッドでまとめられたような話と言えば、インターネット歴が長い人なら伝わるだろうか。
    現に、収録されている話に非常に似たオチのコピペを過去にまとめサイトで複数読んだことがある。

    既読感がある人がいるとも言えるが、逆を言えばそのようなまとめサイトを巡回したことがない人、例えば小中学生からすると、面白い短編集だということで納得。いつの時代になってもブラックユーモアが好きな年頃はある。

    好みの作品は「開いた窓」「アウル・クリーク橋でのできごと」「無口なアン夫人」
    これらはどれも原案は小咄ではなくて、元のショートショートが存在しているらしい。
    小咄とショートショートは似ているようなものでも、そこに作者の表現技法が入っているかで大きな差があることを感じた。

    対象が小中学生のため、表紙が破られやすいことを想定しているのか、表紙の紙の下にも表紙と同じ絵がカラーで描かれているという発見があった。

    【受賞記録】
    「第3回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第6位
    「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」短編読み物 第1位
    「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100
    「第1回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100

  • いい話、笑える話、ゾッとする話など。短いのですぐ読める。楽しい。いくらでも読める。

  • “猿の手”を読みたくて手に取った一冊。
    どの物語も短い中に起承転結があって読みやすかった。
    オチがシニカルで気軽に楽しめた。

  • 1つの小話が5分以内には読み終わるので併読のおともに読みました。

    個人的に父の時給という話が一番好きな話でした。

  • おもしろい。5分後や5秒後シリーズは裏切らない。でも一回読んだらもういい感じがする。あとたまに話が理解できないところが…。(それは読者のせいもあるけど)

  • ショートショート集で読みやすい。
    軽く読めるのがいいところなのだが、
    私は海外独特の言い回しや表現などにピンと来ないものが多かった為、点数は低め。
    その中でも面白いと感じたものもあったのでゆるく読みたい方にはオススメ。

  • ■991, 2020.02.24
    小中学生の「朝の読書」の教材になっているという短編集。翻案が多い。ホラー多数。オチは予想できてしまうものもある一方、ピンと来ないのもあった(私の読解力が薄いか)。

  • 内容自体はしっかりしているのに、一話一話がさくさくと読み進められました。
    短編集はあまり読んだことがなかったのですが、これを読んですっかりはまってしまいました。
    私は「開いた窓」、「たどりつけない星」、「心の準備」 が特に好きです。

  • 最後にどんでん返しがあるショート・ショート30作品を収録。小・中学生向き。

  • 意外な結末にびっくり!

  • 読みやすいが、落ちがわかりやすすぎて、あまり自分にはあっていなかった。

  • "ひねりの聞いた短編小説を集めた本。最初はマンガだと思い手に取ったが、とんだ拾い物だった。有名な「猿の手」も収録されている。
    子供向けの本だが、大人も十分楽しめる。
    シリーズとなっていて5冊発行されている。
    続きを買ってもよいかと思っている。"

  • ジュニア向けとは言え、気を抜くとうっかりやられる。「動物園」「いちばん大切なもの」「答案用紙」「アウル・クリーク橋でのできごと」「奇跡は起こる」「素敵なプレゼント」「力」

  • なかなか面白かった

  • 私はこの本を読んで少しこわいなと思った。なぜかというと、どの話も最後にはこの本の題名にもあるように意外な結末で終わってしまうからだ。どの話もゾッとして、特にゾッとしたのは「開いた窓」だ。少女がありもしないウソをついて、人をだましているという話だ。なぜかは分からないが、この本のと中で読んでいないところを感想を描いていると見つけた。しかし、こわいので読まないことにしておこう。

  • 子供に勧められてよんだが、どこかで聞いた話であり、結末もワンパターンで予想できる。子供騙しかな。

  • さいごに意外な結末がでるのでけつまつはどうなるのかどどっきしてそうぞうするのが楽しいほんです

  • 基本的にショートショートは何方かといえば苦手な部類なのですが、こちらのショートショートは詰め込みたい内容のまとまりも良くて、気に入りました。
    欧米の小咄中心なので、翻訳者さんの腕が凄いのかもしれません。
    ちょっと怖い話もあれば心温まる話もあって、読んだ人とどれが気に入ったか話すのも楽しそう。
    また2以降も読んでみたいと思います!

  • 先日(2022年10月)までやってた深夜ドラマが面白かったので読んでみる。星新一さんのショートショートに触発されてまとめられたシリーズの1作目。児童文学にカテゴライズされているが、各編の質は高い。いろんなパターンがあるが、どの話も読み易くていい。シリーズ30作出てるのか・・・

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  • サキの「開いた窓」「アン夫人の沈黙」、ジェイコブズの「猿の手」、アンブローズ・ビアスの「アウル・クリーク橋でのできごと」、それ以外は全て欧米の小話と都市伝説でまとめられたSS。
    小話ってのは、言い伝えとか民話とかのことなんかな…??
    なんとなく聞いたことるぞ!みたいなお話も多いし。
    有名なアルアル話をまとめたのかも。
    それをSSで読めるように簡略・翻案して読みやすくまとめているようで。
    やっぱり子どもたちに星新一的面白さを味わってほしいなって編者各位は思ってるのかな…。

    個人的には「空席」「動物園」「雨のあと」みたいな人間の業みてえな地獄感情が最後にガツンと来る(笑える意味でもドン引きな意味でも)なのがインパクトあって好きなんですけども、こういった形のえぐみを子どもたちは読んでどう感じるんだろうか…

  • 気楽に読める一冊。タイトルがいいですね。要するに欧米ショートショートとでもいうジャンルなのでしょうけど。

  • 2022/03/10

  • 1つ1つの話が短く読みやすい。短時間で読めるので退勤の時間やちょっとした空き時間に読むのによかった。話自体も後半でのどんでん返しが面白かったが、大半のものが半分ほど読んだところでオチがわかってしまうのは、残念だけど。

  • ショートショートだから軽くすらすら読めた
    けど、私の読解力がないせいなのか意味がわからなかったりするところも…

  • 2021/7/5〜7/9

  • 中学生のときにずっとこのシリーズ読んでた

  • 一番印象に残ったお話は「学校嫌い」。
    最後にクスっと笑えるオチもいい。
    ただ、こういう類の話は万国共通で、ややオリジナル感は薄いかも。いずれにしてもサラっと読むにはよいと思う。

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