5分後に思わず涙。 世界が赤らむ、その瞬間に (5分後に意外な結末)
- 学研プラス (2017年4月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052046216
作品紹介・あらすじ
累計90万部を突破の超人気シリーズの「涙」バージョン。嬉し泣き、悔し泣き、もらい涙、ほろっと涙、慟哭…。さまざまな形の涙の物語を新収録。ただし、涙だけでは終わらない。最後にぞっとする話など、全編、「意外な結末」を保証!
感想・レビュー・書評
-
一話ずつ感動するお話になっていてとても良い本だと思いました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話の急展開にハラハラドキドキ。
ただ、各ストーリーの面白さにばらつきはある。 -
このシリーズの中では、上位のおすすめ作品。
何がいいって?
『夏の葬列』『地獄変』が入っているではないか!
この二作は、トラウマ物、なんて大袈裟な言い方をする人もいるが、
確かに、こんなの教科書に載せちゃっていいのかと疑問に思うほど、怖い。
多くは語るまい、検索すればあらすじも、抄録もでてくるだろう。
でも、是非とも、読んで欲しい。
どちらも人を殺してしまった話だ。
人が死ぬ話は多い。
金田一少年だって、名探偵コナンだって、コロンボも、ルーサーも、人は死ぬのだけれど、
そういう、謎解きのための殺人ではないのだ。
もっと、人の根元にある狂気や悪意だけでなく使命感や好奇心が、人を死に至らしめる。
私だって、誰かを殺しかねない、そんな気持ちにさせるのだ。
「中間管理職の苦悩」は翻案されているが、これはうまい翻案の仕方だ。
きっと、誰もがこの教頭先生に肩入れするだろう。
しょうもない部下を持った、なんて現に嘆く中間管理職もいるだろう。
私は部下を持っていないので、(いつまでも平社員だ)苦悩はわからないのだが、これにはやられた。
「二人の結婚」は現代的な物語だ。
そのうちこういう事も当たり前になってくるのかもしれない。
それは、カラフルな世界だろう。
寛容は、自分自身を自由にする。
「待つ人」「上司のアドバイス」も秀逸。
巻末には、原作者の一覧もあるので、ぜひそちらも参考に。
ずっと、これがあった方がいいと言い続けていた事なので、嬉しい。
本好きな人が増えてくれると、嬉しい。 -
これだけの本1冊に、30話も入っているとは思えない。
本物のサンタクロースの話も、孤児院での話だったとは、、、
ネイティブアメリカンの教え あなたが生まれた時周りは、笑い、あなたは泣いていたでしょう、、、あなたが死ぬときは、、、の言葉は、歳を重ねていくたびに、重いが深くなって来ている。
人生、「涙」にもいろいろある。
誕生のうれし涙から、離別の悲しみの涙、悔し涙、思わず心からあふれ出す涙、、、、
短篇で読み易く、理解しやすく、落ちもあって面白い。
こんな本が、あったのを知らなかった。
電車の中で、短い駅の停車でも読めそうな感じである。
携帯や、スマホで、ゲームしている人達が、こんな本を読めば楽しいのに、、、、と、つい思ってしまった。
紙業界も、低下しているとのことだけど、私は、本が大好きである。 -
感動する話が好きな人には
特におすすめです。
とても感動する話がたくさん詰まっているので個人的にはめっちゃ良かったです。 -
涙が出そうな物語(ストーリー)がたくさんありました!
-
小六の息子に勧められて読んでみた。
涙あり奇妙さ怖さもあり、太宰治や芥川龍之介原作の話もあり面白かった。 -
・文字が多くて、涙×意外な結末でした。5・6年むけです。本の中に全30話入っていて、くやし涙、うれし涙、感涙、涙目…たくさんの涙が出てきます。
・悔し涙、嬉し涙、感涙、涙目、さまざまな涙がある物語です。意外な所から始まる涙がとても感動しました。一度読んだらはなせなくなる本です。
・大人でも子供(高学年)でも読めるし、短編集なので違うジャンルのものがたくさんありあきない。あなたが読みたいのはどんな物語? -
ビブリオバトルチャンプ本('21.9 校内読書週間)