- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052046391
作品紹介・あらすじ
――――だれもが知っている話を、だれも知らないかたちで。 ロミオとジュリエット、竹取物語、シンデレラ、寿限無、人魚姫・・・・・・。有名な物語たちが新しく生まれ変わる、奇想天外二次創作型短編小説集、第二弾。
感想・レビュー・書評
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パロディかと思って読んだら、違いました
まさに「転生」がぴったり
話も短いので朝読にも最適!
ただ、これって、元ネタをしらないでもわかるのかな…? -
『竹取物語』→『フライ・ミー・ザ・ムーン』小島水青
竹取の翁はもう一度姫と会いたかった
☆手に入れたものを手放す勇気。
『ロミオとジュリエット』→『ロザラインの憂鬱』小松原宏子
ロミオの元・恋人として名前しか作中に出てこなかったロザライン。
☆最後のシーンが最高にかっこよかった。
『羅生門』→『カーニバル・ゲート』北野勇作
壊れたロボットが集まる場所に部品をあさりロボットの息の根を止める少女がいた。
☆SF映画のオープニングだ。続きをスクリーンで見たい。
『人魚姫』→『人魚に恋して』こざきゆう
幼い頃に父と見た人魚に再びあったとき、恋に落ちた。
☆なんともいえない後味。
『シンデレラ』→『シンデレラの姉』森奈津子
妹に辛く当たる母も、それを受け入れる妹も、何より自分が嫌いだった。
☆誰よりも軽やかに旅立つ。
『寿限無』→『ぼくの名は』粟生こずえ
ぼくの名前は亜阿だ。改名することがぼくの夢だ。
☆や、悪気が無いは免罪符にならへんで、父ちゃん。 -
2020.01.18
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アレンジが絶妙です。
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平成31年2月の特集「アンソロジーを読もう!」
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2017.9.25読了
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悪役のほうは元ネタが都市伝説だったりしたけど、こちらは正統派の古典や童話や昔話。主役でもなく悪役でもない脇役こそ転生しがいがあるらしい。竹取物語、人魚姫、シンデレラ、ロミジュリ、羅生門、寿限無、どれも面白かった。