陰山流 新・おうち学習戦略

著者 :
  • Gakken
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本棚登録 : 136
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784053057013

作品紹介・あらすじ

コロナ禍により学校の学びが一気にデジタル化する一方、不登校の増加など学校の指導が届かない子どもが増え、自宅での学習の在り方にも大きな変化が起きています。また、物価高や経済格差の拡大で、わが子を塾に行かせる余裕もなくやるべき学習の理想形も見えず、困り果てている小学生家庭がたくさんあります。
しかしそんな中、自宅で?山メソッドを実践し、学校や塾に頼らず成績を上げる子どもたちがいます。
著者は、「これからの学習は『家庭』が担う」「子どもの能力を伸ばせるのは『家庭』の戦略と心掛け次第」と明言。戦略的な学習プランと教科別の進め方ポイントをマニュアル化し、無駄なく理解がすすむ攻略ポイントをこの一冊にまとめました。
【国語】【算数】の基礎的な学習法を中心とした新しい時代の「おうち学習」を実践し、確実に学力をアップしましょう!

感想・レビュー・書評

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  • Twitterなどの陰山さんの発言に同意できる人は読んで損はないと思う。が、特に新しい情報もないかな。確かな基礎学力をつけた上で、一年分の学習内容を夏までに終わらせてしまおう!というもの。これを塾無しでやるなんてマジかよ…と思うけど、好奇心もある。へー、こういう方法もあるんだなーと思いながら読了。塾通いさせるつもりは無いけど、学習習慣や集中力をつけて欲しい。でも何から始めたら良いか分からない、そんな親の道しるべになるような本だった。

  • 子ども達のおうち勉強の道標になりました。とりあえず子ども達の音読を始めてみます!

  • とにかく基礎が大事。

  • 学習のカギは自宅での勉強!追い越し学習せよ!

    ってことがひたすら書いてある。

    いやー!この通りにやりたい!!
    この本欲しい!
    参考書も真似したい!

    でもさ。。
    現実は厳しいのよ。
    フルタイム子2人、毎日生きていくだけで精一杯なのよ。。
    いつこんな時間が取れるのか、ただ単に時間の使い方が下手なだけか、できない理由を並べてるだけかもしれない。
    小2くらいまで傍でつきっきりがいいのは分かってる。私もそうしたい。うん。
    でも親だって自分の人生がある。プラス子育てしたい。それはわがままなのか。

    そんな中でどう時間をやりくりするのか、もう少しその辺りの具体策が書かれているとなお良かったなと。

    ちなみに、、親へのプレッシャーが半端なく感じたのは私だけだろうか。。

  • 陰山先生は一貫していますね。
    基礎基本の徹底こそ大切だということ、
    それにはご自身の教材が最適だということ。
    まったく悪い意味でなく、
    一貫していて潔いと思います。

  • ベリーさん推薦

    ・春休みから、ゴールデンウィークを目標に1年分の算数と漢字を済ませる

    ・小学校卒業時の目標
    算数
    苦手克服シリーズがちゃんとできればOK
    このシリーズで扱っていない単元は、
    後々の影響が少ないから心配なし

    国語
    いくつかの文法事項と漢字、
    後はたくさん本を読むことと
    いろんな文章を書くこと

    理解
    中学でまた1から学習するので、小学校の学習の影響はそれほど大きいものはない


    社会
    6年生の教科書をだいたい理解していればOK

    社会理科は、子どもの知的好奇心を養うことが1番


    ・コクヨ鉛筆シャープ(0.9mm、1.3mm)を
    使うと鉛筆の正しい持ち方が定着しやすい


    ・15分を基準として学習時間を考える
     例 音読3分
       百マス計算2分
       漢字10分

    ・時間を意識させる
    所要時間を予測してから取り掛かるのが大切

    ・とにかく基礎を徹底させる


    ・たったこれだけプリントを1年で
     3回繰り返すと良い
    (書き込んで良い。2回目以降新しいものを買う)



    ・音読・百ます計算・漢字は年間を通じてやる

    ・漢字(陰山メソッド徹底反復○年生の漢字)

    漢字学習のステップ

    ①音読で読みと意味を覚える。
    ②漢字の練習して覚える。
    ③漢字を使って短文の読み書きをする。
    ④覚えた漢字を使って熟語を覚える。
    ⑤熟語のテストをする。


    盤石な基礎→どんな漢字テストでも80点以上
    超強力な基礎→ほぼ100点が目安


    3〜5月読み書き

    6〜10月熟語1回目

    10〜1月熟語2回目

    1〜2月熟語3回目


    ・百ます計算

    ①タイムを計る
    ②毎日続ける
    ③2週間は同じものを取り組む

    スタートは十ます計算で
    ①+0の十ます計算で目標10秒
    ②+1の十ます計算で目標10〜20秒
     できたら+2+3〜+9までトレーニング
    ③百ます計算へ(1年生秋以降)

    年長〜1年生ではじめたら
    2年生の間に
    足し算・引き算・かけ算の百ます計算が
    2分以内が目標

    百割計算は4年生で5分以内
    その後2分以内が目標

    計算が遅くなったと思ったら
    いつでも百ます計算を

    基本親が丸つけ
    間違いの問題にチェック→直して大きな花丸を




    ・スケジュール例(焦り禁物)

    1回目(3〜5月初旬)
    基礎を固める
    一通り終える
    「1回目はわからないところがあってもOK」
    「問題と答えを全部覚えてしまえばいいんだよ」
    まずは左ページを音読させるり



    2回目(5月初旬〜7月半ば)
    基礎を盤石にする
    問題正答率ほぼ100%

    夏休みは、
    教材追加もあり
    (1年分の学習が少なくとも1回は終わっている、
    教材を増やしても子どもにもまだ余裕がある場合)

    ・テストの点が上がる練習テスト
    ・早ね早おき朝5分ドリルシリーズ
    ・学研の夏休みシリーズなど


    3回目(夏休み)
    超強力な基礎にする。
    問題の正答率100%が目標



    9月〜11月ごろ
    穴埋め、補強

    冬休み、 
    またはこの時期に追加学習もあり
    ・テストの点が上がる練習テスト
    ・学研の総復習ドリル(陰山先生は関わっていない)
    ・おうちゼミ
    ・徹底反覆シリーズ(学年別、テーマ別にあり)

    基礎が超強力で難しい教材に挑戦するならば
    ・ハイレベル100問題集
    ・最レベ問題集
    ・Z会グレードアップ問題集
    ・トップクラス問題集
    (いずれも陰山先生は関わっていない。
    無理は禁物)


    12〜1月
    次学年追い越し学習1回目


    ・年長の秋から
     小学校の勉強をスタートさせるとよい
     
     年中…お絵描きや迷路など
        遊びの中で鉛筆に慣れさせる

  • 話題になっていたので読んでみました。著者の方を初めて知りましたが、有名な方で参考書をたくさん出してらっしゃったり、自治体と一緒になっての活動もされているよう。家庭で取り組むハードルはそこまで高くなさそうな印象だったので、取り入れてみようかと考え中です。

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著者プロフィール

陰山ラボ代表(教育クリエイター)、NPO法人日本教育再興連盟 代表理事。全国各地で学力向上アドバイザーを務めている。『学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる』(中村堂)、『早ね早おき朝5分ドリル』シリーズ(Gakken)、『陰山英男の「集中力」講座』(ダイヤモンド社)、『徹底反復「百ます計算」』(小学館)など著書多数。

「2023年 『6年分の基礎が身につく 小学生教科書クイズ700』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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