群龍の海4 「白い大艦隊」作戦 (歴史群像新書 354-4)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054058644

作品紹介・あらすじ

大艦巨砲主義を強力に推し進める米国は、巨艦「ネブラスカ」をも凌ぐ新鋭巨大戦艦「ヴァーモント」を竣工させ、米太平洋艦隊に編入。そして、新たなる作戦である「白い大艦隊」作戦を発動した!マーシャル、トラックを手中に収めた米の次なる狙いとは!?

感想・レビュー・書評

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  • えてして戦力に勝る米艦隊を日本側が作戦・戦術でカバーして勝利するという筋になる太平洋戦争仮想戦記ですが(そりゃ、逆は無いw)どうしても米側の作戦が力押しで足下をすくわれる話ばかりで食傷することもあるのですが、前巻からの米側の作戦が日本側の読みを上回っている展開は読んでいて好感が持てる。米軍がアホばかりってのはやはり、ねえ。(そして、次巻さらなる悲劇が日本側を襲いそうなんですが、どうなる?どうするのかな

  • 内容は本のタイトル通りなんだが、東京防衛のために、圧倒的な米艦隊に挑むものの帝国海軍戦艦部隊は全滅。

    次巻は南から追撃する空母機動部隊が追いつくのと、潜水艦による防衛戦かな

  •  いよいよ後がなくなった帝国海軍は長門、扶桑を始めとする全ての戦力をもって米艦隊を迎え撃つ。最初で最後の艦隊決戦は絶対に勝てないと分かっている中での戦い。しかも、南方の「群龍」が戻るまでの時間稼ぎでしかない。しかし、ようやく活躍の場を得た戦艦達の見事な最期は、米艦隊だけでなく「群龍」達にもその存在を示すものだった。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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