頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ 仕事も人生もうまくいく!大人の探究学習
- Gakken (2022年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054068582
作品紹介・あらすじ
★★★調べて⇒伝えて⇒結果を出す! 齋藤式・秘伝の「調べ方」テクニック満載★★★
●情報収集・統計資料・データ分析・研究発表・SNS発信・文章表現・アンケート調査……、すぐに結果が出る「即効ワザ」60連発!
●司馬遼太郎、吉村昭、立花隆、野村克也、南方熊楠、小林一三、早川徳次、大橋鎮子、レイチェル・カーソン、フローレンス・ナイティンゲール……、データを活用して偉大な業績を残した達人たちの「調べ方」を徹底レポート!
●「統計データの読み方・作り方コーナー」も充実! 小学校・中学校・高校の「探究学習」に活用できる実践的なテクニックを、齋藤孝先生が実践コーチします。
《究極のコツ(一部)》
・「思考、判断、表現」はあなたの武器になる
・疑問や違和感を持ったら、とりあえず調べてみる
・最低3つのサイトを見ると情報の精度が上がる
・調べた情報はA4・1枚で見せる
・目次・索引に情報を書き込む
・「数字+意見」で文章を構成する
・数字を使うと説得力が出る
・本は「サーチライト方式」でチェック!
・「事実」と「意見」を分ける習慣を身に付けよう
・正しい情報を調べられる人は信用できる人
・日付と出典を明記するクセを付けよう
・アウトプットする前に裏を取る
・古典を読むと「調べる力」がつく
・定点観測の習慣を持とう
・「生の声」は大きな価値を持っている
・アンケートの「普通」はマイナス評価である ほか
《「データ」の読み方講座》
・日本の犯罪件数の推移
・所得格差の実像
・情報通信白書 デジタル化の進展による今後の日本社会
・自動車種別輸出額
・家計調査ランキング
・世界幸福度ランキングとSDGsの達成状況
感想・レビュー・書評
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《究極のコツ(一部)》
・「思考、判断、表現」はあなたの武器になる
・疑問や違和感を持ったら、とりあえず調べてみる
・最低3つのサイトを見ると情報の精度が上がる
・調べた情報はA4・1枚で見せる
・目次・索引に情報を書き込む
・「数字+意見」で文章を構成する
・数字を使うと説得力が出る
・本は「サーチライト方式」でチェック!
・「事実」と「意見」を分ける習慣を身に付けよう
・正しい情報を調べられる人は信用できる人
・日付と出典を明記するクセを付けよう
・アウトプットする前に裏を取る
・古典を読むと「調べる力」がつく
・定点観測の習慣を持とう
・「生の声」は大きな価値を持っている
・アンケートの「普通」はマイナス評価である ほか
《「データ」の読み方講座》
・日本の犯罪件数の推移
・所得格差の実像
・情報通信白書 デジタル化の進展による今後の日本社会
・自動車種別輸出額
・家計調査ランキング
・世界幸福度ランキングとSDGsの達成状況 -
現代では誰もがすぐに疑問に思ったこと、興味を
持ったことを調べることができます。
そうです。スマホやインターネットを使うことで、
情報にアクセスできる時代なのです。
「ネットの情報なんて玉石混淆で何が真実かは、
分からないよ」と言う人に限って、結局は何も
行動には移せず、「玉」も「石」も手に入れるこ
とができていないのです。
そういう人は最新の「真実」さえにもアクセスで
きず、時代から取り残されていきます。
とにかく動かないと真実には辿り着けないのです。
しかしやはりコツはあります。やみくもでは時間
の浪費でもあります。
そんな究極の調べ方のコツを学べる一冊です。 -
齋藤先生の本は読みやすいです。雑な斜め読みばかりの私ですが、良い時間が過ごせたと思わせてもらってます(本当に身についているかは置いといて…)。
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初学者向け
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⚫︎ 具体的に掘り下げる質問で聞く
❌何を調べたらいいですか?
⚫︎意思決定に迷ったら当事者に聞く
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「頭の良い人がやっている」と言うタイトルだが、内容は平凡で、「誰のこと?」だと思う。
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どちらかというと、学生さんや社会人になりたての人向け。見開き1テーマなので、さらっと読めます。大人は自分が苦手なところを確認・補強する感覚で読めば充分。
私はデータの扱いが苦手なので、コラム「データの読み方」は面白かったです。
まずは「具体的な数字+自分の意見」を文章に入れる練習をしたい。 -
【感想】
「究極のコツ」と題されているが,実際はTIPS集であるのが残念だった.
内容も,見開き1ページに1テーマを説明するという形であまりまとまりがないように感じた.
ただ,各TIPS自体は役立つものもあるので,自分に合いそうなものを実践していきたい.
【引用文】
p114. アウトプットを前提にして調べる
膨大な資料を調べてから論文に各ない湯尾を選ぶ方法ではなく,最初に論文の骨子を決めておき,そのために必要な資料を集めていく方法へと切り替えたのです.すると,1年で6本も論文を発表することが出来ました.
p115. 具体的なテーマを設定する
アウトプットを考えるときは,最初にできるだけ「範囲」を限定するということです.たとえば,漠然と「脳について発表したい」と考えていると,膨大な資料を調べなければなりません.ここで,調べるテーマを「能面の表情」「能面と普通の仮面の違い」などと絞り込むことにより,調べる情報の範囲が限定されます.
p138. 自分の情報はオープンにシェアする
情報は与える人に帰ってくる性質があります.オープンなマインドで情報をシェアする人の元には,周りの人からさまざまな情報が集まります.ですから,調べた情報をシェアするのは自分のためでもあるのです.
p160. 目次・索引に情報を書き込む
目次は多くの場合,その本の内容構成を簡潔に抜き出したものになっています.
学生時代,私は本の目次を拡大コピーして,そこに本文の要約や重要なポイントなどを書き込むようにしていました.そうやってカスタマイズすると,目次がその本のダイジェスト版の様になります.ダイジェスト版には,重要な情報は網羅されているため,それを読み返せば本の中身を何度でも短時間でおさらいできます.