- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054068841
作品紹介・あらすじ
今だからこそ、人生の灯火として「読書」をするべきである! 『読書大全』の著者だから知っている、精神的支柱をつくり、教養を血肉に変える「読書の方法」とは? 読書を通じてあなたがあなた自身についての理解を深めることは、あなたの人間全体についての理解が深まることでもあります。そしてそれは、あなたの生き方や他者との交じわり方に大きな影響を与えることになるはずです。(おわりにより)
感想・レビュー・書評
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一言で言うと「読書総論」。
この本を読めば役に立つとかおすすめ本はこれ!みたいな内容ではなく、読書という行為そのものをじっくり考え、「自分」をいかにつくっていくかといったことをじっくりと述べた1冊。読書好きの方におすすめ。逆にすぐに役立つ何かを求めている方には合わないかなと思われます。 -
読書とは何か、私たちは本を読むこととどう向き合うのかについて考えるための一冊。
参考図書の紹介が多いのも良かった。
読書をすれば偉くなれるとか得をするとかそういったことではないので、具体的な指示や何らかの短期的な効果を求める人には向いていないかもしれません。 -
人間との対話の延長線上に本があるという意識を持つ。
この一言だけで、読書に対する考え方が変わった。 -
読書とは自分のなかに基軸をつくり自分を見失わないようにする行為である。そうして、社会や人ととのつながり方を学ぶものである。
という著者の主張には、現在の資本主義が社会のOSとして機能しており意識しなければ資本主義という舞台で知らず知らずのうちに資本主義的な考えや資本主義的な振る舞いを行なってしまうという現代社会の盲点があります
自分も資本主義から生まれる競争社会に疑問を抱いていたので、同じように考え読書によって思考を深めていった著者のような方が存在していることに大変勇気づけられました -
読書の効用は「著者との対話を通じて『自分』とは何か」を考えるきっかけを与えるところにあると著者は言う。稀代の読書家による読書論。
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2024年7冊目。満足度★★★★☆
元銀行員。最近出たベストセラー本『読書大全』(積読中:笑)の著者
最近読書量が減っている私が、改めて読書に真面目に向かい合いたいと思い手にとった一冊
知的欲求が高まった
読書の効用・素晴らしさを再認識。本棚に並ぶ書籍の中身を大きく変えたい衝動に駆られた -
頭のいい?読書家の自己満足でした。残念