あなたの想いがとどく 愛のピアノレッスン

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058003824

作品紹介・あらすじ

生徒離れに悩むピアノ指導者に向けて、レッスンの新アイディアや、生徒とのコミュニケーション法の数々を紹介。ピアノ指導者のカリスマ江﨑光世氏、吹奏楽指導の新星バジル・クリッツァー氏、アドラー心理学カウンセラー岩井俊憲氏の対談形式。事例解説付き。

感想・レビュー・書評

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  • アドラー心理学×ピアノレッスン。アドラー心理学を実践していた江崎光世先生(本人は自覚なし)と専門家の対談が中心。

    とくに興味深かったのは、リフレッシュ休暇とコンクール後の作文。というかここまで自分の教室体制をしっかり言語化できる先生ってどれくらいいるだろう。けっこうみんなノリでやってそう(偏見)。
    規律の考え方も意識していきたい。「自分にとって大切なことを、気分ではなく、価値観によって毎日選択すること」。極めれば「クソみたいな日にいいもんつくるのがプロ」(『左ききのエレン』より)になるかも。

    全体的にはためになる話が多かったが、〇〇する勇気シリーズのようにそれまでの会話をまとめるようなこともなく、「(笑)」を入れているのは雑音に感じるし、岩井先生が全肯定(もしくは驚き)で対談を進めるのに違和感が多少あった。一応江崎、バジル両方ともに過去の苦い経験を話してはいる。
    162ページの話は疑問。「ママに認めてもらいたい」という子の承認欲求を満たすための手段としてピアノの上達を設定してあげれば「うまくなって満たされたい」となることについて。アドラー心理学だと承認欲求は依存を生むからそれはまずいのでは?あるいは課題の分離でスルーしている?急変はできないから「母の会」で母親にもアプローチして徐々に承認欲求からの脱却を図ったりするのだろうか。

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著者プロフィール

国立音楽大学卒業。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会理事、課題曲選定委員長。ピティナ・ピアノコンペティションに毎年多くの成績優秀者を輩出。1996年最多指導者賞を受賞。講師として、全国各地に招かれる。

「2015年 『あなたの想いがとどく 愛のピアノレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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