LD(学習障害)のある子を理解して育てる本 (学研のヒューマンケアブックス)
- 学研プラス (2018年6月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058007754
作品紹介・あらすじ
LD(学習障害)について、基礎知識・基本的なかかわり方、ケース別対応、学校・専門機関の活用法など、イラストと図でやさしく解説。学ぶことに困っている様子が見られたら、なぜ困っていて、どうしたらよいのかを早く知ることが大切。保護者・支援者向け。
感想・レビュー・書評
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その子どもの時期別に支援方法がかいてある。
わかりやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
LDの子に関するたくさんの実例を取り上げつつ、丁寧に説明されている本だと思います。
LDだけでなく、ADHDやASD、DCDを併せ持つケースについても記載があり、いろいろと参考になる部分がありそうなので、購入してみようかと思っています。
ちなみに、巻末に、小学校の学習指導要領より、学習障害などの発達障害を抱える子どもへの対応に関する記載が転載されているのですが、学習指導要領については、「本当に発達障害の子どものことをわかっているのか?」と疑問に思うような内容でした(あくまでも個人的な感想ですが)。
発達障害をもつ子どもを直接知ることなく、発達障害のことを見聞きしただけで、空想で書いているのでは、という印象を受けました。
「それができれば苦労せんわ!」と思う記述が多々あるように思います。
もしかしたら、制作側は、文科省に配慮しているふりをしつつ、文科省のダメっぷりを曝そうとしているのかも。
(そういうの、個人的には嫌いじゃないです。)
なんだかこの本が悪書かのような印象を与えるかもしれませんが、学習指導要領以外の内容は(つまりは、この本の本筋として書かれている内容は)、いろんな読み手を視野に入れ、そして優しさにあふれた、本当によいものだと思います。 -
子どもがやがてクラスメイトにカミングアウトすることになった時、どう伝えればいいか。
母が保護者たちにカミングアウトするのはどうすればいいか。
実例が参考になった。
早めにLDがあると分かった方が救われると思う。