- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059000082
感想・レビュー・書評
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石原慎太郎「鱶女」が素晴らしい!
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なつみさん :大槻ケンヂ
青の魔性 :森村誠一
白い少女 :村田基
眠らない少女 :高橋克彦
停車場の少女 :岡本綺堂
鱶女 :石原慎太郎
頭の中の昏い唄 :生島治郎
宝函 :松浦寿輝
通夜の客 :山尾悠子
憑依教室 :大原まり子
ミミ :小池真理子
少女神連禱 :東雅夫 -
小学生だった私に深い爪痕を残したやつ
未だに瓜子姫の話はふとした瞬間脳裏をよぎって不安にする -
2016年、29冊目はそのスジのトップランナー、東雅夫編集のホラー・アンソロジー。
大槻ケンヂから、小池真理子、森村誠一、石原慎太郎、そして、岡本綺堂までのヴァラエティーに富んだ、そうそうたるメンバー。しかし、自分、単独作を読んだ作家は、今回もいないのよね……。
そんな中気に入ったモノは、ダーク・ファンタジー的な、山尾悠子『通夜の客』。異形モノ&SFホラー的な『白い少女』。ベタな怪談的『憑依教室』。次点が森村誠一『青の魔性』。小池真理子『ミミ』かな。
全体では、大ハズレはないものの、小アタリ止まり。(個人的には)ホラー度も中級。総合評価で、★★★☆☆は妥当なところでしょう。 -
4/16 読了。
山尾悠子「通夜の客」が読みたくて。女性作家の作品の方が好きだったなぁ。 -
気持ちが悪かったのは「白い少女」
一番怪談っぽく感じたのは「停車場の少女」
話として好きだったのは「通夜の客」
読み始めて気がついたのは、石原慎太郎さんの短編も収録されていること。初めて読んだよ。