田中正造の生涯 (講談社現代新書 442)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061158429

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  • (1982.02.13読了)(1981.11.17購入)
    1976年毎日出版文化賞受賞
    *本の表紙より*
    田中正造は、38歳のとき政治に発心した。それは身も心も財産も、すべて投げ打って人民に奉仕することの決意であった。
    そして足尾銅山鉱毒事件と出会う。
    衆議院議員としての十年間にわたる戦いののち、その不毛を見定めると、彼は弊履を捨てるように議会を捨て、谷中村に入って人民とともに戦う道を選んだ。
    谷中の亡村で彼は何をしようとし、また何をしたのか。谷中村における九年の「辛酸」と「苦学」は彼に何を教えたのか。本書は、その72年の生涯と思想を根源から捉えなおした労作である。

    【目次】
    まえがき
    序章 田中正造の遺跡を訪ねて
    第1章 政治家田中正造の形成過程
    第2章 田中正造の議会の戦い
    第3章 谷中村問題
    第4章 田中正造の谷中の戦い
    第5章 砕けた天地の間に
    田中正造略年譜

    ☆関連図書(既読)
    「谷中村滅亡史」荒畑寒村著、新泉社、1970.11.20
    「辛酸」城山三郎著、中公文庫、1976.01.10

  • 分類=田中正造・林竹二。76年。

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著者プロフィール

1906年、栃木県矢板市に生まれる。
1934年、東北大学法学部哲学科を卒業。
元宮城教育大学学長。
1985年4月没。
主著
『授業・人間について』『学ぶということ』
『教えるということ』(国土社)
『田中正造-その生と根本義-』(田畑書店)
『田中正造の生涯』(講談社)
『授業の成立』(一茎書房)
『教育の再生をもとめて-湊川でおこったこと』
『学ぶこと変わること』『学校に教育をとりもどすために-尼工でおこったこと』(筑摩書房)
『問いつづけて-教育とは何だろうか』(径書房)

「2016年 『いま授業を変えなければ子どもは救われない【オンデマンド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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