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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061158429
感想・レビュー・書評
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(1982.02.13読了)(1981.11.17購入)
1976年毎日出版文化賞受賞
*本の表紙より*
田中正造は、38歳のとき政治に発心した。それは身も心も財産も、すべて投げ打って人民に奉仕することの決意であった。
そして足尾銅山鉱毒事件と出会う。
衆議院議員としての十年間にわたる戦いののち、その不毛を見定めると、彼は弊履を捨てるように議会を捨て、谷中村に入って人民とともに戦う道を選んだ。
谷中の亡村で彼は何をしようとし、また何をしたのか。谷中村における九年の「辛酸」と「苦学」は彼に何を教えたのか。本書は、その72年の生涯と思想を根源から捉えなおした労作である。
【目次】
まえがき
序章 田中正造の遺跡を訪ねて
第1章 政治家田中正造の形成過程
第2章 田中正造の議会の戦い
第3章 谷中村問題
第4章 田中正造の谷中の戦い
第5章 砕けた天地の間に
田中正造略年譜
☆関連図書(既読)
「谷中村滅亡史」荒畑寒村著、新泉社、1970.11.20
「辛酸」城山三郎著、中公文庫、1976.01.10詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類=田中正造・林竹二。76年。
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