おおきなもののすきなおうさま (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
3.93
  • (30)
  • (19)
  • (34)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 346
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061272637

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☆タイトルそのまま☆

    おおきなものが大好きな王様。
    でっかい植木鉢に種を蒔いたら大きなお花が咲くかしら?

    本当にいたらたいへん!だけど、小さいものはイヤだ~と駄々をこねる王様がとてもかわいいのです。


    虫歯が痛くても小さいものはイヤ!

  • ストーリー性はそんなに強くないのでおはなし会で読むことはなさそうですがお気に入り。歯を抜く場面もチョコレートも大好き。

  • ものが大きくみえるだけで、どうしてこんなに面白いんだろう。

    なんでも大きくつくっちゃう王様だけど。大きく作れない物が

    あって。その解説あるのですが、、読まないで謎のまま寝かせて

    置くのも、美味しい読みかたかなぁ。なんて思ったりしました。

  • 朝になると屋根よりも高いベッドから起きてプールのような洗面器で顔を洗う、そんな、こだわりを追求する王様のお話。でもある意味、皮肉な話だと感じました。

    何でもかんでも

    大きなものがだーーいすき

    なおうさま。


    べっどや洗面器に加え、


    片手でもてないようなナイフとフォーク、、、


    歯を抜くために必要な釘抜きでさえ


    「そんな小さなくぎぬきではをぬくのはいやじゃ!」





    ・・・・・・・・・・・・・・・・( ̄□ ̄;)






    家来が10人がかりでしか持てないような くぎぬき の方がいやだよっw




    でも、、、、



    なんでも


    「大きいもの」にこだわって、妥協しない王様はすごいかも。


    と思ったりもしました。







    ・・・・


    何より、好きで、こだわってこだわって、

    次々思いつく新しいものを開発して

    でも、全然便利になっていない、むしろ不便さを増やしているのに

    それに気づいていない(いや、王様の場合は興味ないのかも?)


    なんだか、どこかの誰かさんに似てるように感じました。

    まぁ、この絵本はそういったことを伝えたいんじゃないんでしょうけどねっ



    ・・・・


    ラストは、


    大きな大きな植木鉢にチューリップの種を植えるんです。


    そこには、いったいどんなチューリップの花が咲くと思いますか?


    想像してみてください♬

    ーーーー

    written by ごじゃるde142(@gojarude142)

  • どうして絵本に出てくる「おうさま」って、みんな愛嬌のあるワガママキャラなんでしょーかっ。何でも大きくないとイヤなこちらの王様は、周りの人すべてを巻き込みその無茶ぶりを発揮します。スケールがでかいのかなんなのか…。娘と、次はなんだ?とワクワクしながら読みました。安野光雄さんのいちいちこまかい描画もいいです。

  • 安野さんの絵はなんてかわいいのだろう!
    小人なわけじゃなくて、ただ単におおきなものがすきな王様ってはた迷惑だけど
    その迷惑もいやな顔せず(たぶんしてない)ちゃんとやってあげる家来とか家臣とか召使いとかがいるってことは
    王様愛されてるのかなー
    なんて思いました
    絵の構図もいいなあ
    おはなしもいい!

  • ちいさいとき、いちばん好きだった絵本。
    父か母の友人の、あきこさんという髪の長いきれいなおねえさんがくれた。
    元々持ってた方はぼろぼろなので、大人になってもう1冊買った。

  • ただの絵本ではない。

  • 「ふしぎなえ」「旅の絵本」で有名な安野さんの絵本。
    イラストの技巧もさることながらオチが秀逸。
    おうさまがおばかでとても愛らしい。

  • 2月使用。

全35件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野光雅の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×