おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
3.92
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本棚登録 : 2193
感想 : 225
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318809

作品紹介・あらすじ

雨の日におじさんが出会った素敵なできごと
りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると……。

厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財/全国学校図書館協議会選定図書
/日本図書館協会選定図書

感想・レビュー・書評

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  • なかなか傘をささないおじさんに、傘をささない理由が決め文句になっていて、テンポよく読める本。
    子どもも楽しめました。

  • 傘を大事にしすぎと本当の使い方に気づく話

    おじさんかわいい。大事にしすぎて使えない気持ちすっごくわかるよ!
    本当の使い方以上に楽しんでいて梅雨の時期にまた読みたいな。
    子どもたちも気に入って何度も読んであげた。
    歌のところはあーじゃないこーじゃないと言い合いながら色んな歌い方をしていた。

  •  出かける時はいつもかさを持って出かけるのに、その立派なかさが濡れてしまうのが嫌で、雨が降ってもかさをさそうとしないおじさん。

     あめが ふったら ポンポロロン
     あめが ふったら ピッチャンチャン

     子どもたちの声につられて、とうとうかさをひらいてしまったおじさん。おじさんの気持ちは……

    使うためにある物なのに、大事だと思うとなかなか使えない気持ち、良く分かる。でもそれってどうなの?

  • 児童館にて。

    この頑なさ、うちの夫級!!
    と心の中で大爆笑してしまいました。

  • 大切なのでお気に入りの傘を眺めるだけで中々さそうとしないおじさん。子供たちが、雨の日に歌いながら傘をさして歩いているのを見て、さしたくなり、とうとうさしてみた。可愛らしいおじさん。

  • 5歳0ヶ月
    大切なものを大切にしすぎて使えない子どもの頃の気持ちを思い出した!

  • 読み聞かせ4分50秒
    いつも傘を持っているのに、雨が降ってもささないおじさん。その理由はすぐにわかるのですが、おじさんが傘をさす日はくるのか…雨の日が楽しみになる絵本。

  • 傘が大事すぎて、雨なのに傘をささないおじさんの話。
    昨日一年生に読み聞かせしたんだけど、今日昼から雨が降ってきた時に、昼休み廊下から「雨が降ったらピッチョンチョ~ン」って一年生が歌う声が聞こえてきて、可愛いすぎて悶えてた。

  • 2023.6.7 2-3
    2023.6.21 4-1

  • あめがふってるのに
    傘をさしちゃったおじさん

    いつもと違うことしてみると
    新しい発見があってたのしいのかもしれない

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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