フェノメノ 美鶴木夜石は怖がらない (星海社FICTIONS)

著者 : 一肇

• 講談社 (2012年6月15日発売)

作品紹介・あらすじ

夜石に出逢ったやつは七日後に死ぬ。夜石は生きた人間じゃない。夜石が参加したオフ会は恐ろしい結末を迎える― 。 知る人ぞ知るオカルトサイト、『異界ヶ淵』であたかも都市伝説のごとく語られる美少女“美鶴木夜石”に出逢ってしまった「俺」こと“ナギ”。
ありとあらゆる怪異を詰め込んだ青春怪談小説を、注目の新鋭・一肇があの安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す!

「case：01「願いの叶う家」」が、ニトロプラスによりビジュアルノベル化されることが決定！しかも完全無料配信！配信は6月予定。

感想・レビュー・書評

[くろうまさんの感想 · 2017年10月25日]

抜群に面白い。

自分がオカルト好きというのを差し引いても、
大学生と高校生の淡い恋模様を描いた
ボーイ・ミーツ・ガールものとしても
とにかく読ませる。

キャラクターがいきいきしてるし
ストーリーも舞台設定も◎。

[seikaishaさんの感想 · 2013年5月14日]

「ようこそ、こちら側の世界へ」



夜石に出逢ったやつは七日後に死ぬ。夜石は生きた人間じゃない。夜石が参加したオフ会は恐ろしい結末を迎える― 。 知る人ぞ知るオカルトサイト、『異界ヶ淵』であたかも都市伝説のごとく語られる美少女“美鶴木夜石”に出逢ってしまった「俺」こと“ナギ”。ありとあらゆる怪異を詰め込んだ青春怪談小説を、注目の新鋭・一肇があの安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す!

■こちらで試し読みやビジュアルノベル版『フェノメノ』をお楽しみください。
http://sai-zen-sen.jp/fictions/phenomeno/

[>゜))))彡さんの感想 · 2012年11月10日]

幽式もあわせてどうぞ

[藍果さんの感想 · 2012年10月11日]

もう少し一般よりなホラーかと思えば、どちらかといえばラノベよりな感じ。
不思議系ヒロインな夜石に、主人公が体験したとある怪異を解決してもらい、そこから夜石が気になりだした主人公くんがオカルト現象に首突っ込んで大変な目に合う系なお話。女の子キャラ多め。

[ミナズキ ノソラさんの感想 · 2012年9月10日]

暑い季節にピッタリ。
主人公のダメっぷりにちょっとゲンナリしたけど全体を通してハマりました。
ヒロインならぬゲロイン！イイ！

次待ってます！

[seqer166さんの感想 · 2012年8月25日]

くっそー！！面白すぎるだろ。
最後の一文が個人的に的確すぎてもう。共感どころの話ではない。
こう、ガツンと来る一冊はしばらく無かったけれど、感じ的には前人未到だった最高峰に達して、さらにそこまでロープウェイ作っちゃった、くらいのぶち抜き感。良いよ！！

最終的に、
臭いゲロイン！臭いゲロインはかわいい！

[けーじーさんの感想 · 2012年8月13日]

どっちかと言えばラノベに近いので、ラノベが苦手な方はご注意ください。内容は良かったです。
しかしどうも同作者の別作品と関連しているらしく、そちらを読んでいないとちょっと戸惑う場面があります。

[watabohさんの感想 · 2012年7月31日]

引き込むのが上手い。まさかそんなに熱いオチになるとは思わなかった。でも、吐くのは勘弁。

[零さんの感想 · 2012年7月28日]

すっぱい夜石とおっぱいクリシュナさん最高です。

[藤里さんの感想 · 2012年7月25日]

師匠シリーズ好きな人向けっていう意味を理解。
なるほど、2chのオカ板なんかが好きでよく覗いてる人ならニヤッとできるであろうネタが含まれてます。
そろそろ、「深淵を覗きすぎる人たち」っていうジャンルが確立できるんじゃないかな、と思ったり。そういう人達って、大体の結末は「深淵を覗き過ぎて深淵そのものになってしまう」んですけどね。

著者プロフィール

小説家。「ニトロプラス」所属。著作に『幽式』、『フェノメノ』シリーズ、『少女キネマ　或は暴想王と屋根裏姫の物語』、『黙視論』、『謎の館へようこそ 白』（共著）などがある。

「2018年 『僕だけがいない街　Another　Record』 で使われていた紹介文から引用しています。」