スーサイドクラッチ 魔術師スカンクシリーズ 3 (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 51
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388673

作品紹介・あらすじ

死は一度しか経験できない。死ぬのはみんなビギナーだ。
“魔術師”を自称する謎の黒人ドラッグディーラー、スカンク・バッツが調合した『魔法』の薬物“スーサイドクラッチ”が引き起こす強烈なバッドトリップによって脳と体に深刻な後遺症を負った秋斗。「殺されたい」と願うゴスロリのリストカッター少女、美尋とともに自堕落な生活を送る彼だったが、ふとしたきっかけから情熱を取り戻し、行方不明のかつての想い人、沙都の捜索へと乗り出したとき、死線を越えた異常きわまる世界が彼の前に立ちはだかる――! 最高潮! 江波光則の危険な小説。解説◎鈴木謙介

感想・レビュー・書評

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  • ドラッグのために両親によって無理やり入院させられ、薬をやっと抜いた秋斗。両親も亡くなり、なにもすることもなく生きていた。かつての片思いの相手が「あんなこと」になったのが、そのきっかけだったのか……。シリーズ最終巻。
    ドラッグ、犯罪、暴力と、普段わたしたちが「禁じられている」ところ盛り盛りの作品ですが、これはまた……キタよ(笑)。てゆーか、ここまでくると、まったく忌避感なしにここまで読めてしまうという。ダメだ>私。いやー、これほんと、人にすすめづらい。てゆーか、すすめたら、人格疑われること間違いなし!(笑)面白いし、するする読めるんだけど、なんなのこのダークっぷりは。フツーの物語じゃないわ……でも、面白いのです!

  • いやぁ、意味が分からないのに読み進めるのが止まらないのは凄い。榊はスピットファイアの頃から今作にかけてデュラララとか好きな腐女子の方が好きな感じにチューンされた感じかな。最後のゾンビになって暴れるところは爆笑ものでした。いやぁ楽しかった

  •  どういう結末を期待して読み進めていたのか分からなくなる。
     で、人にも読んで欲しいんだけど、あんまり勧められない感あるし、これ読んだ人とこの本をネタに語らうとかそういうイメージが全く出来ない。でもそこそこのペースで最後まで読んだからそういう事なんだろうな。

  • 話としては、前作の二作品と繋がっているが、方向性が全然違う。伝奇モノだった。(この辺りはあとがきで作者も述べている)
    しかしこれは「魔術師スカンクシリーズ」である。方向性は違えど、作中に少ししか出ていなくとも、スカンクという人物を軸に考えれば、一つに繋がる。
    もしそれぞれの作品の続編が出たとしたならば、スカンクの話としては蛇足、良い言い方をするならばスピンオフになるのではないかと思う。
    この作品だけでは良い悪いを言えないと思えたので、単独の評価としては良い悪いの真ん中とした。

  • 冒頭少し読んでから放置してたけど今日読み始めたら止まらなかった。シリーズ自体は3、2、1と好きな感じだ。
    途中、帯と解説のcharile(鈴木謙介氏)の意見に頷きながらこの作家さんが三作で自分がやりたい放題しながらエンタメにきちんとしていることが素晴らしいなと。

    全てが語られない沙都を巡る物語もやはり読みたいと思ってしまう。

  • 文章がかっこよくて輝いて見えた。
    走るように読んだ。
    楽しい時間だった。
    全キャラ好きだけど、榊が一番好き。
    身近な工具をそう使うとは…。

  • 死は一度しか経験できない。死ぬのはみんなビギナーだ。

    “魔術師”を自称する謎の黒人ドラッグディーラー、スカンク・バッツが調合した『魔法』の薬物“スーサイドクラッチ”が引き起こす強烈なバッドトリップによって脳と体に深刻な後遺症を負った秋斗。「殺されたい」と願うゴスロリのリストカッター少女、美尋とともに自堕落な生活を送る彼だったが、ふとしたきっかけから情熱を取り戻し、行方不明のかつての想い人、沙都の捜索へと乗り出したとき、死線を越えた異常きわまる世界が彼の前に立ちはだかる――! 最高潮! 江波光則の危険な小説。解説◎鈴木謙介

    ■『ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ1 』の試し読みは、こちらです。
    http://sai-zen-sen.jp/fictions/skunk/

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