RPF レッドドラゴン 6 第六夜(上) 夢幻回廊 (星海社FICTIONS)

  • 星海社
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本棚登録 : 91
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388901

作品紹介・あらすじ

長き旅路の果て、ニル・カムイの核心を成す伝説の魔城、「契りの城」に集った革命軍、黄爛軍、ドナティア軍、そして天凌府君軍。それぞれの思惑が激しく交錯する四つどもえの死闘のさなか、スアロー、婁、エィハ、忌ブキ、禍グラバら五人の英雄たちはそれぞれに秘められた“天命”へと導かれ、ついに<赤の竜>と対峙する――!!至高の最終決戦がたった今始まる!

感想・レビュー・書評

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  • それぞれが「描くべき物語」を持った6人のプレイヤー同士の戦いも、いよいよ終幕。作中で展開されるロジックがなかなかに特殊かつ難しいので「隠しているのか、開示したつもりなのか」ようとわかっていない部分があるのがもどかしかったり。それにしてもそんなせめぎあいの中、6人が揃ってこの最終局面を迎えたってのは本当凄いよなぁ、と。

    最終決戦の舞台や、例の食事イベントなんかの時に思ったんですが、折角凄い舞台を演出しているんで、是非「写真」が見たかったなぁ。あくまでフィクションの世界にそういうのを持ち込むのは野暮なんだろうか…

  • どんどん終着点に向かっていくそれぞれのプレイヤーたち。
    WEBで読んでいるので、本では再確認と新規挿絵を楽しんでいます。

    この物語は1冊に1つはぞわっとチキン肌になる台詞が含まれていて、今回も例に漏れずぞわ!としました。

    p48のエィハ「(中略)…この島では、還り人は狂うものと決まっているの。」と、
    p182の婁震戒「…いえもしも媛が人に戻りたいのであれば~」の一文。

    エィハは未来がない自分の順番を忌ブキに回して彼に生きてほしいと願うのに、その後契りの城内部での赤竜の霧面談では自分の寿命を延ばせる方法を提示される。
    スアローも言ってましたが、ここにきてのFMの提案はホントにクズだと思いました。第1夜初っ端からエィハにあんな選択したくせにまだ悩ませるのか!と。

    婁の一言は衝撃でした。
    これまで絶対的な忠誠を示してきた剣「七殺天凌」に対するその愛がどれほど重いのかを見せつけられました。


    フィギュアやジオラマと、プレイヤーたちも圧倒するクオリティの劇場。
    現場行って見たいです~。これ全夜終わったら個展開いて見せてくれないんだろうか。。。本やWebだけでは伝わらない部分まで3次元化してくれる星海社です。うん、ずるいよーーー!(泣)

    巻末の「player comments」でも皆さん素敵な言葉を描いてくださっているので、そこにも注目です。
    個人的に紅玉さんと奈須さんのコメントが共感できます。

    ここから先は最終戦。狙いは赤の竜。全員同じものを欲しがるなら、どうあがいても殺し合うしかない。
    誰の祈りが消えて、誰が本懐を遂げるのか。赤の竜を殺して未来を掴むのは誰?

    個人的にはこれでNPCに持ってかれるって展開も好きですが、さてはてーー?
    続刊楽しみにしてます!

  • 長き旅路の果て、ニル・カムイの核心を成す伝説の魔城、「契りの城」に集った革命軍、黄爛軍、ドナティア軍、そして天凌府君軍。それぞれの思惑が激しく交錯する四つどもえの死闘のさなか、スアロー、婁、エィハ、忌ブキ、禍グラバら五人の英雄たちはそれぞれに秘められた“天命”へと導かれ、ついに<赤の竜>と対峙する——!!
    至高の最終決戦がたった今始まる!

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著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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