- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061399082
作品紹介・あらすじ
新田良造元騎兵大尉とコサックの姫君・レナ、そしてユダヤ騎兵グレンは、足かけ一年に渡るユーラシア横断の旅路の末、遂にロシアの地に到達した。
しかし、旅はまだ終わりではない。失脚将軍アレクセイ・クロバトキンの指南を受け、レナの“飼い主”ナボコフ氏に「挨拶」を済ませた良造たちは、シベリア鉄道に乗り、東ヘと向かう。長き鉄路の先に、楽土を築くために……。
舞台はいよいよ、シベリアへ。芝村裕吏・しずまよしのりのタッグが贈る大陸冒険浪漫譚──建国篇、ここに開幕!
感想・レビュー・書評
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目次で判明するのでネタバレチェックはつけないが、別れの四巻。
いつかくるとは思っていたが、思った以上に早かった……。長く苦しむよりはと考えたのであろう主人公の決断が辛かった。シベリアまで連れて行ってやりたかっただろうに。
本格的な街作りは次巻からだろうか。実はそこを一番楽しみにしているのだが。
ラストで思わぬ名前を目にしたが、もしかして教科書に出てくるあのひとですか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大陸冒険浪漫譚、ここから建国編。
日露戦争を生き抜いた元騎兵大尉とコサックの姫君がユーラシア横断の逃避行の末ロシア西端に到達、までが前巻。
シベリア鉄道で今度はロシア東端の地、シベリアを目指します。
マージナル・オペレーションその他で出てきた赤い日本、シベリア共和国の建国が始まります。
お話としては、ヒロインと結婚してヒロインの年齢も明かされて大変犯罪的にベタベタいちゃいちゃしており、とてもけしからん感じで楽しめます。
建国の進捗はというと、なかなか進まないなーという印象。
一朝一夕には行かない大事業です。