天才: 創造のパトグラフィー (講談社現代新書 721)

著者 : 福島章

• 講談社

感想・レビュー・書評

[inakagjさんの感想 · 2014年6月20日]

伝記や精神分析が好きなのでとても面白かった。
ここからさらに興味を持った人たちを調べてひろげていきたい。

[tezoookaさんの感想 · 2010年1月30日]

パドグラフィーとは「病跡学」と訳され、精神的に傑出した人物の伝記を精神面から検証する学問らしい。どういう基準で本書における「天才」がチョイスされたのかが分からないが、偉人たちの功績や才能の背景が多数の例をあげて紹介されている。ただし、偉人伝の紹介が本書の主旨でもない。実際にパドグラフィーの観点から見た様々な天才たちの中に、一貫した精神的背景や環境からの影響がないかという、共通性や分類を見い出そうというするのが目的のようだ。最終章に書かれた、東洋的な天才と西洋的な天才の違いなどは、感覚的にも納得できる気がした。

[adlibさんの感想 · 2012年1月28日]

　
──　福島 章《天才 ～ 創造のパトグラフィー 19840201 講談社現代新書》19750520
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061457217
　
（20091119）