マヤ文明の謎 (講談社現代新書 757)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061457577

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    熱帯の密林が生んだ石の文明マヤ。
    なぜ望遠鏡も使わずに精密な天体観測が可能だったのか?
    なぜ大ジャングル内の都市は自在な交通を確保できたのか?
    なぜ魁偉な建築、華やかな学芸を誇った文明が音もなく滅びていったのか?
    今から千数百年の昔、複雑な文字体系とゼロを含む計算法を発明し、現代にも通用する太陽暦と洗練された美術を生んだ密林の文明の謎に、最新の知見を駆使して決定的に迫る。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  
    ── 青木 晴夫《マヤ文明の謎 19841220-19880829 講談社現代新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061457578
     
    …… もしマヤと同じように、一六世紀の日本にスペインからカトリッ
    ク僧が来て宣教を始め、キリスト教から旧来の宗教に再転向する日本人
    六〇〇〇余名を苔刑にし、四〇〇〇余名を拷問にかけ、その結果年間一
    五〇余名の死者を出し、異教の本だからと当時の日本にあった書籍の九
    〇パーセントを焼きすて、そのかわり日本の文学、宗教、暦法、社会、
    習慣などについて、ただ一冊の本を書き残したとする。われわれは、こ
    の人物の行為は単に当時の考え方を反映しているにすぎないと容認し、
    『万葉集』や『源氏物語』は焼きすてられたけれども、一冊の『日本事
    物記』を残してくれたことに感謝すべきなのか。(P80-81)

    (20091119)(20170720) 

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