シルバー湖のほとりで (講談社青い鳥文庫(53-4)―大草原の小さな家シリーズ 4)
- 講談社 (1984年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061471474
感想・レビュー・書評
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シルバー湖の側に引っ越しをしたローラ。
目が見えなくなったメアリーに、シルバー湖の様子や鳥達の動きを、生き生きとした言葉で伝えます。
妹のキャリーが大きくなり、ローラと一緒に走り回ったり、お手伝いをしたり。
キャリーの下に、グレースという妹も出来て、ますます賑やかなインガルス一家です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
福音館版と相違があり、後のこっちが正しいのかなあ。馬代金踏み倒し未遂「馬と金と両方返したよ」→「両方返そうとしたよ」/10章「メアリイは手さぐりで縫いものをすることにだんだん慣れてきました…ふちかがりもし、糸の色をそろえてもらえばはぎ合わせキルトの部分縫いもできるようになりました」→「色のとりあわせをしてあげればキルト用のパッチワークをぬうこともできた」16章「ローラが糸を通した針で細かくそろったメで楽しんで針仕事をするのでした」「そろった針目でそれはきれいにぬいあげて…」…暗くなっても指で見て縫い続ける
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あまりにも最初からいろいろ変わっているので巻飛ばしたかと思った。四女が生まれてたり姉が失明したり。西部に移住してからの話が中心で、だんだん社会生活と密接な話が増えていくし、大人の目線になりつつあるせいか父母の見え方もちょっと変わってくる。表現が美しいのは盲目の姉に語るためだったんだなあ。
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『小さな家』シリーズ第4弾。
おもしろいけど、ちょっと飽きてきたような・・・
でもやっぱり、ローラがどう成長するのか知りたくて、次の本も読んじゃうんだよね。 -
ああメアリー…
なんだかとても、かなしくなりました。
ジャックもいなくなってしまったね。
でも、牧師さんが来てくれたとこはうれしかったなぁ
ローラはだんだんと立派になるね。 -
測量技師の家の中を紹介する場面、この時代の豊かさを象徴しているようで好きです。
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さすがチャールズ父さん! ここまで色々なことがソツなくできる器用な人は滅多にいないのじゃないでしょうか? 大工さんとしても一人前、農夫さんとしても一人前、狩人さんとしても一人前、おまけに人事総務担当者(上記、文庫本の裏表紙の記載では会計係となっていますが)としても一人前。 ついでに言えば、音楽家としても一人前ときているんですから!!
いったいぜんたい彼はどんな教育を受けてきた人なんでしょうか? ローラ以上に KiKi はこのチャールズ父さんに興味がわいてきてしまいました(笑)
もっとも、いかに頼りがいのある父さんが率いるインガルス一家といえども、やはり様々なご苦労のツケ・・・・かもしれない事件がこの「シルバー湖のほとりで」の冒頭で発生してしまいました。 ローラと父さんを除く家族全員が猩紅熱に罹患し、その結果として姉のメアリーが失明してしまうなんて・・・・・。 これはやはり衛生状態・・・・とか、栄養不足・・・・とか、不安定な生活のツケかもしれないと思うと、なんともやりきれません。
でもね、インガルス一家がかなりの変わり者で、当時のアメリカ人として異例中の異例だったわけではなくて、ホント多くの開拓民がいたことを思うと、インガルス一家が特別不幸だったわけではないのだろうし、チャールズ父さんよりも頼りない父さんが率いていたもっと生命力の乏しい家族もいたんだろうな・・・・と思うと、何だか複雑な気分です。 今の日本で普通に暮らしている限りにおいては「生命の危険」を感じることは滅多にないわけですが、それがどんなに素晴らしいことなのか、あらためて考えさせられました。
(全文はブログにて) -
♡だいすき小さな家シリーズ♡
ポニーに乗ったり、目の見えない姉、メアリーの手伝いをしたり。父さんのヴァイオリンも素敵です♪