ヘレン=ケラー自伝―三重苦の奇跡の人 (講談社 火の鳥伝記文庫)

  • 講談社
3.72
  • (4)
  • (6)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 88
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061475045

作品紹介・あらすじ

三重苦を克服し、たくましく生きたヘレンが、自分の生涯をしずかにふりかえった自伝。そこには、サリバン先生の厳しい愛に支えられ、想像を絶する苦難をのりこえたヘレンの、人間賛歌がみちあふれている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  2007年、最後の1冊です。


     三重苦の奇跡の人というサブタイトルがついています。

     確かに、三重苦を乗り越えることは奇跡的だと思いますが、ある意味、本人よりも周りの人の存在が大きいと思うのは私だけでしょうか。

     もちろん、その周りの人を巻き込めたのは、本人の努力であり、才能のなせる技ですが。

     サリバン先生、素晴らしい。

     アレクザンダー・グラハム・ベルが、聾者教育にも尽力していたというのは、今回、初めて知りました。祖父はどもりをなおす方法を、父は読唇法を完成させたというのも驚きでした。

  • ヘレンすごい!

    でもサリバン先生、
    あなたがいてこそ

  • ヘレン・ケラーは盲・聾・唖の三重苦を乗り越えたすごい人。というが、それ以上にすごいのは彼女を支えた周りの人々。特にサリバン女史には興味津津になりました。

  • 『ヘレン=ケラー自伝』 今西祐行 訳
    少年少女講談社文庫 1972

  • この本は、三重苦で有名のヘレン・ケラーについて書かれた本なのです。そしてこの本の作者は、予想外のヘレン・ケラー本人なのです。つまりこの本は、ヘレン・ケラー自身の自伝の本ということになる。ヘレン・ケラーは、2歳のときに熱病にかかってしまい、聴力と、視力を失ってしまいました。聴力を失ってしまうと自分のしゃべっている言葉が聞き取れないので、言葉を覚えることができず、しゃべれなくなってしまうのです。この、視覚・聴覚・言葉がヘレン・ケラーの三重苦といわれています。

  • 手持ちはこれではなく、少年少女講談社文庫の「ヘレン=ケラー自伝 愛は三重苦をこえて」だが、
    翻訳者も同じで出版社も同じなのでこれを入れておく。

    小さい頃から家にあって、何度も読み返した記憶がある。

  • 三重苦とはとても辛いものですが、それを乗り越えたヘレンはとても凄いと思いました。

  • たぶんこの本ではないです(笑)。小学校の図書館にあった<世界偉人伝シリーズ>の1冊でした。他にもキュリー夫人なんかを読んだ記憶がうっすら・・・(笑)。で、ヘレンケラーですが、たしか小学3年生くらいのときに、はじめて1日で読みきれないこの本を読んだのです。世界観の小さな子どものワタシに、世の中には色んな人がいるのだと教えてくれた貴重な本となりました。今でもこのときの衝撃によって学習した気持ちは人生で役立っているような気がします。いきなり聞かされれば、まるで「都市伝説?」と疑いかねないヘレンケラーの生き様を、サリバン先生の教えを、実はいまだに「どうしてこんなことできたの?」という疑問でいっぱいですが。信じられないから嘘だと思う、という発想は人生をつまらなくしてしまうことでしょう。

全8件中 1 - 8件を表示

今西祐行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×