- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061486430
作品紹介・あらすじ
ある日、となりに引っ越してきた、核戦争に異常におびえる、なぞの転校生――
あいつは、いったい何者?何者?何者?
広一(こういち)の通う中学に、転校生が入ってきた。名前は山沢典夫(やまざわのりお)。美形のうえに勉強もスポーツもよくできるこの少年は、しかし、ふつうの高校生ではなかった。エレベーターに乗りあわせ、ふしぎな行動を見てしまった広一は、かれがひきおこす奇妙な出来事から目がはなせなくなり、やがて驚きの事実を知ることに……。学園を舞台にしたSFジュブナイルの傑作、第2弾!
感想・レビュー・書評
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#なぞの転校生
#眉村卓
#青い鳥文庫
#YA
#読了
初SFでした。急に現れた謎の転校生。勉強もスポーツもできて美形。しかし極度に怯える時がある。
生きるとは分かりあうとは本当の友とは。味読できる良い作品だと思いました。大阪が舞台だから大阪弁に変換して読むとなおよいかもしれません 笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SFジュブナイルの名作ですな。今回青い鳥文庫版で読みましたが、過去の名作が今の子どもたちに向けて新装版で読み継がれるのはいいですね。
自分たちと異なる存在をどう受け容れるか。ここでは異次元人ですが、この問題は日常どこにでもある問題と根は同じ。それを堅苦しくなくエンターテインメントで示すのが面白いです。 -
すこし小さい文字ですが3年生からは読めるようなじです
主人公と転校生のにちじょうはどうなるのかな? -
記録
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この話を読んで典夫君がうらやましかったです。なぜかというと、初めてなのに卓球に勝っていたからです。私もそんなことができればいいなと思います。もう一つうらやましいことがあります。それは転校生が来たからです。この物語では違う世界から転校生が来て、次々と不思議なことがおこりました。ちょっとドキドキ・ワクワクしたけれど、最後は分かれてしまったので、ぷつんとおわってしまった感じでした。
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テレビ東京の連続ドラマを見て数十年ぶりに再読したが、設定、展開、完成度のいずれもドラマの水準を期待すると裏切られる。
ドラマは今クール(2014冬)のベストであった。 -
軽く読めます。
ただ、内容は結構シリアス。
異質なものを自分たちの中にどううけいれていくか、
という問題は、(今の時代)改めて考えてみたほうがいいと感じます。
2012/05/31