正常と異常のはざま: 境界線上の精神病理 (講談社現代新書 945)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061489455

作品紹介・あらすじ

心に重い問題を抱え、精神的な健康と不健康の境界線上をさまよう人びとが増えている。苦悩を乗りこえ、健常な生活へと帰還する道しるべを提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 正常と異常のはざま・・・普通ってことですね。すいません。

  • 精神医学や精神病理学に興味を覚えた頃に読んだ本。

    と同時に、自分自身が病み始めた…。

  • 思春期に陥りやすいさまざまな“境界例”を解説。精神治療は子供の段階からの「育てなおし」なのだという結論にうなずかされる。

  • 境界領域という「症候群」と呼ばれる病理の根底にある考え方。
    症候群において、一つの原因に対して一つの症状という関係性の成り立たない連続的な事象に対して、恣意的な基準で切り取り、病名を与えるという診断の必要性とその危険性が分かる。

  • [ 内容 ]
    心に重い問題を抱え、精神的な健康と不健康の境界線上をさまよう人びとが増えている。
    苦悩を乗りこえ、健常な生活へと帰還する道しるべを提供する。

    [ 目次 ]
    序章 「境界線」という視点
    第1章 “境界不鮮明社会”の病理
    第2章 青春期に特有な病態
    第3章 「青春期境界線症候群」
    第4章 境界線上の異常現象
    第5章 発達論からみた病理
    終章 異常から正常への帰還を求めて

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    [ 参考となる書評 ]

  • 内容は
    大人と子供の境界線。
    正常と異常の境界線。
    とにかく境界線にポイントを置いて
    主に青年期に発症する様々な精神のシグナル形態。
    ……しかしなにせこれ、20年前に書かれた本らしく
    ちょっとこういう分野で古いというのはよくないのかもですが
    境界例とか載ってるから興味あったし

  • 心に重い問題を抱え、精神的な健康と不健康の境界線上をさまよう人びとが増えている。苦悩を乗りこえ、健常な生活へと帰還する道しるべを提供する。

  • ボーダーライン(境界性障害・境界例)についての本だったと思う。ポイントは現代の若者が大人になりきれないこと、だったと思う。

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