日本語誤用・慣用小辞典 (講談社現代新書 1042)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061490420

作品紹介・あらすじ

「おざなり」と「なおざり」はどう違うのか?意外に気付かない言葉の落とし穴に「的を得た」指摘で「印篭を渡す」。豊富な実例から楽しく語る「汚名挽回」の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • #2946ー241

  • 33319

  • この言語を使いこなすことは日本人でも至難。

  • 汚名を返上したいと言われれば納得できる。
    2つの言いまわしを混在させて、半分づつ省略することによって、混交が起きることが想定できる。
    汚名を返上し、名誉を挽回したいのに、間を省略するので混交になる。
    明るみに出ることによって事実が明らかになるので、途中を略して明るみになるという混交が生じる。
    ATOKでは、これは誤用だと指摘が出ます。
    この本のように、整理してもらえると、ソフトを作る側も採用して指摘するようになったようです。

    おざなり と なおざり
    は難しい。いい加減と三つ巴で、使い方はいい加減。
    ほかには、よく知っていることもあり、知らないこともありとても役立つ。

  • さらっと読めちゃうけどためになるわよ。

    ただし言葉は変化するから
    この本は古いけれども本来の使い方を
    知る上では大事だと思います。

    でもサラリとなかなかのディスを入れてくるのよね。
    ある有名な官能小説作家の人よ。
    独身中カワイソス…(表現的には正しい)

    あとは耳ざわりに関してですが…
    個人的にはネガティブ表現一択にしてほしいところ。

  • 日本で使われている誤用、慣用を見つけ出し、「根絶やし」にするシリーズ。

  • [ 内容 ]
    「おざなり」と「なおざり」はどう違うのか?意外に気付かない言葉の落とし穴に「的を得た」指摘で「印籠を渡す」。
    豊富な実例から楽しく語る「汚名挽回」の1冊。

    [ 目次 ]
    第1部 意味の誤用
    第2部 表現の誤用(寸暇を惜しまず?―混交表現;波紋は投げられるか?―重層表現;横車はどんな車?―代換表現;不平まんまん?―連語)
    第3部 表記の誤用(けんもほろほろ?―語形の誤り;興味深深?―漢字の誤記;おどさん?→漢字の誤読)

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