エイズの常識 (講談社現代新書 1130)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061491304

作品紹介・あらすじ

わずか10年足らずで、1000万人以上の感染者を擁し、確実に生命を奪っていく世界的流行病エイズ。変幻自在、0.1ミクロンのウイルスは現代社会に「管理」か「差別」かの選択をも迫る。予防を怠れば、人類絶滅の可能性すらはらむ疫病に、我々はどう立ち向かうか。

感想・レビュー・書評

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  • エイズに関する基礎知識の面では有用であるが、内容が少ない。事例やサンプルが少ない印象をうけたのと、とりあえずイージーセックスに関して書きすぎだろうという印象。

  • 1993年の本。この本で1987年が「エイズ元年」とされているので、当時の最先端の知識を紹介された本だと思う。
    有病率、感染経路、対策、社会的対策案などまんべんなくわかりやすく書かれている。
    ただ、2011年の現代においても「エイズや性について率直に話し合える社会」が作られているかどうかは微妙。これからどうなるのか。
    でも、電車とかでエイズ検査や啓発のポスターは見るから、当時より進んではいるんだと思う。
    性は個人の貞操観念を含むので育児でもかなり個人差が出る部分であるから、難しいところだと思う。

  • 「学生がこれ以上のエイズ患者を増やさないために出来ること、すべきことは何か」を考えながら読んだ。
    そしたらエイズの根本的な問題がわかった。エイズは不確かさ、不透明性がありすぎてそれがまた色んな問題を作ってしまう。もっととびきり明確な指示が必要なんだ。

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