- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061494220
感想・レビュー・書評
-
これはコミュニケーション論、権力論(ようするに自由論)で、著者は以降そちらの領域の大家となられる。
〈コンテクスト〉という用語を要チェック。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
演劇の脚本・演出を通してコミュニケーションとは何かという点を語っていたのが予想外だったのと、演劇を通して見ることで何気ない日常会話にはっとする発見があったのが面白かった。それと、演劇というものがかなり緻密な理論に沿って作られているのにびっくり。
-
演劇をやり始めたころ(2005年?)に読んだ。
そもそも演劇ってなんだろう。
という自分の問いへの答えを探していたのだっけ。
なつかしい。 -
演劇におけるリアルの表現など、大変面白かった。そして、どんな職業にもコミュニケーション能力が必要とされるんだなぁとつくづく思った。「日本人には真の対話がない」と言ったのは中島義道だったか・・・。アイデンティティーを確立しないと上手い役者にはなれないのか。
-
(講談社現代新書 1422)
[要旨]
リアルな芝居とは何だろう。戯曲の構造、演技・演出の秘訣とは?平易で刺激的な入門書。
[目次]
第1章 「演劇のリアル」と「現実のリアル」;第2章 戯曲を書く前に―場所・背景・問題;第3章 対話を生むために―登場人物・プロット・エピソード・台詞;第4章 俳優は考えるコマである―戯曲・演出・俳優の関係;第5章 「参加する演劇」に向かって -
コンテクストの摺り合わせ、という「対話」の重要性は芸術の世界だけの話でなく、現代社会のあり方を考える上でも参考になると思います。
-
平田オリザさんは男性だったんだ、と初めて知ったw
-
戯曲の書き方について書かれている本です。
「演劇入門」であって「演技入門」ではありません。
戯曲を書く上で、気をつける点が分かりやすくて良かった。 -
089gs1422