知の編集術 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
3.44
  • (66)
  • (96)
  • (219)
  • (28)
  • (9)
本棚登録 : 1746
感想 : 141
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494855

作品紹介・あらすじ

考える力をみるみる引き出す実践レッスンとは?いいかえ要約法、箇条書き構成、らしさのショーアップなど情報の達人が明かす知の実用決定版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 印象に残ってるのは、オリジナリティにこだわると編集はできないという言葉。オリジナリティを疑うのが編集だと。

    僕も正直、ガンガン人を真似ます。ただ、真似きれるほどの器用さがないので、その妙なブレこそ個性なのかなとか今は思ってます。

  • 3/19

  • ●一分野マスター読書「情報収集・活用」18冊目。「情報収集・活用」という視点で見た時に、あまり参考になる内容ではないと思う。少なくともその目的のために本書をかみ砕いて活かすことができるようにするのは困難に感じた。

  • 「プレゼミナールB」
    「基礎演習B」
    里見慶先生 参考図書
    https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00042575

  • 最近、頭の整理ができていない気がしてたんだけど、なるほど「編集力」が衰えていたんだな。
    よし、「編集稽古」で編集力を鍛えよう。

  • もう少し実践的な内容かと思って期待してたので、方向性の不一致

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 編集は誰にでもできる/第2章 編集は遊びから生まれる/第3章 要約編集と連想編集/第4章 編集技法のパレード/第5章 編集を彩る人々/第6章 編集指南・編集稽古

  • 『知の編集術』松岡正剛氏

    1.購読動機
    松岡正剛さんの著書だからです。
    本屋にいくと彼だけのスペースがあります。
    その書籍内容、タイトルの広さにまず関心がいきました。
    一冊めがこちらです。
    理由は、仕事を通じて文章を書く機会があるからです。

    2.書籍のお得度
    松岡正剛さんが知るところの編集とは?を定義から方法論まで開示してくれているところです。

    3.こんな方にオススメ
    松岡正剛さんに関心があるひと。
    また、関心がなくても、文章を読むよりも書く方面に関心があるひと。
    そんな方にはオススメです。

    4.文章における分母と分子。
    たとえば、彼はピアノがうまい。
    この文章を
    プロのピアニストのなかで
    とするか?
    会社員かつピアノ演奏家として、
    とするか?

    そう、主体の文章 分子にたいして、分母をどのようにするか?で、読み手の印象は大きく変化するということ。

    5.最後に
    松岡正剛さんの読書方法も記載あります。
    だから、なかなか読み応えある書籍です。

    #読書好きなひとと繋がりたい


  •  テレワークで通勤時間がういたことで、“積ん読”本を読破中。おくればせながら、現代の“知の巨人”松岡正剛氏の著書を読むのはこれが初めて。
     260ページほどの新書ながら、盛り込まれた数々のノウハウは膨大だ。出版物の編集だけでなく、ビジネスや日常生活のあらゆるシーンで使えそう。64種に分類された編集術は、さまざまな視点の宝庫。”お題”を解くのに思考が固まってしまっとき、別の切り口を探すのによいかも。
     ノウハウ本のようでいて、正解が書いてない箇所も多い。おそらく、ビジネス書におけるドラッカーやシュンペーターの本のように、年齢や積み重ねた経験で違った読み方ができる一冊だ。
     それにしても、ロシアのエリツィン元大統領を軽くいなした米原万里さん…。赤ら顔のエリツィンのがっかりした表情を想像して、冒頭から大いに笑わせられた。

全141件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九四四年、京都府生まれ。編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。一九七〇年代、工作舎を設立し『遊』を創刊。一九八〇年代、人間の思想や創造性に関わる総合的な方法論として″編集工学〟を提唱し、現在まで、日本・経済・物語文化、自然・生命科学、宇宙物理、デザイン、意匠図像、文字世界等の研究を深め、その成果をプロジェクトの監修や総合演出、企画構成、メディアプロデュース等で展開。二〇〇〇年、ブックアーカイブ「千夜千冊」の執筆をスタート、古今東西の知を紹介する。同時に、編集工学をカリキュラム化した「イシス編集学校」を創設。二〇〇九~一二年、丸善店内にショップ・イン・ショップ「松丸本舗」をプロデュース、読者体験の可能性を広げる″ブックウエア構想〟を実践する。近著に『松丸本舗主義』『連塾方法日本1~3』『意身伝心』。

「2016年 『アートエリアB1 5周年記念記録集 上方遊歩46景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡正剛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×