知的熟年ライフの作り方 (講談社現代新書 1529)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061495296

作品紹介・あらすじ

調べる、発表の場を作る、討論する-熟年世代が頭を活性化させ、常に若々しく充実した生活を送る秘訣を具体的に紹介。

感想・レビュー・書評

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  • <知的熟年ライフの3本柱>

    1,テーマを見つける
    2,仲間をつくる
    3、発表の場を工夫する

  • 序章 「学問のすすめ」から「楽問のすすめ」へ
    第1章 学問の原点は道楽精神
    第2章 よいテーマ選びが面白い研究を生む
    第3章 読書の結晶作用、執筆の発酵作用
    第4章 ライフワークをもつ
    終章 熟年の生き甲斐は学問から

  • 定年後に日々の時間を活き活きと過ごすのは難しい。自分がやりたいことをやるのがいいのだが、それが分からない。//この本は、著名人や一井の趣味人がどういうきっかけで興味をもち、それを深めて行ったかを見せてくれる。寺田虎彦、レイリー卿、ダーウィン、ウォルター・ロスチャイルド、等々は生涯自分の好きなことをしてきた幸せな人たちだ。我々も知的研究を楽しむことができる。//ヒントは、次のようなこと。①読書日記をつける。②自分に適したオリジナルな研究テーマを見つける。③同好の士を募りサークルと仲間をつくる。④発信者となって研究成果を発表できる場をつくる。

  • 第1章で紹介されている「道楽家」の生涯は興味深かった。

    ・読書日記をつける
    ・本のエッセンスを凝縮した心に訴える一節を書き出し、簡単なコメントをつける。
    ・ライフワークをもつ
    ・一定の修業期間を経たら、オリジナルな研究に着手する。
    ・仲間をつくる、発表の場を工夫する。

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著者プロフィール

1948年生まれ。早稲田大学名誉教授。理学博士。著書に『寺田寅彦』『入門 現代物理学』『科学史人物事典』『科学史年表』『どんでん返しの科学史』(中公新書)、『ノーベル賞でたどるアインシュタインの贈物』(NHKブックス)、『ノーベル賞で語る20世紀物理学』『光と電磁気─ファラデーとマクスウェルが考えたこと』(講談社ブルーバックス)『エネルギーの科学史』(河出ブックス)など多数。

「2020年 『高校世界史でわかる 科学史の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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