化学兵器犯罪

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496989

作品紹介・あらすじ

旧日本軍の遺棄による被害、テロリストや小国による使用の可能性など、いまも恐怖を呼び起こす兵器の真実に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 日独を中心とした化学兵器開発・化学戦概史と、遺棄化学兵器の問題について。
    テーマをどちらかに絞った方がまとまりがあったとは思うが、前者として読んで勉強になった。
    化学兵器軍備はその国の産業構造等に密接な関係があることや、化学兵器には心理・情報兵器(フセインのはったりの例)としての側面もあることがわかる。

  • 内容は「化学兵器の近現代史」といったもの。西欧と日本の化学兵器開発を辿り、簡単な化学兵器史としてよくまとまっている。他にも投棄された化学兵器の処理などについて情報が散見されるが、このあたりは散漫。

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著者プロフィール

『消えた細菌戦部隊——関東軍第七三一部隊』の著者。神奈川大学教授

「2005年 『戦場の疫学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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