ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門 こころを科学する10のアプローチ (KS心理学専門書)

制作 : 板口 典弘  相馬 花恵 
  • 講談社
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本棚登録 : 115
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061548084

作品紹介・あらすじ

心理学全体を俯瞰できる入門書。各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。最初の一冊として初学者におすすめです!

感想・レビュー・書評

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  • 今までいろいろチャレンジした心理学入門書の中で一番平易で読みやすかった。1日1章読むと決めて読み進めるにも、その1章の分量がちょうどよい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/744678

  • 代表的な10の心理学領域を紹介してくれる本。
    領域ごとに分けてあったので読みやすかった。
    中身については、心理学をさらっと通っただけの私にとって、わかりやすかったり難しかったり。
    特によくわかってなくてもっと掘り下げたいと思ったのは、心理学の歴史と神経心理学だった。

  • 心理学を基礎から学びたいと思って手に取った入門書。全10章で、まずは歴史からはじまり、そこから様々な分野の心理学をわかりやすく解説してくれる。
    各トピックを3ステップに分けて、知識を深める面白さを重要視しているところがありがたい。図も多く、文字やデザインなども明るめのカラーにしてあって、読みやすくするための工夫が伝わってきた。

    この本を読む前に『心理学 第5版』をちょうど読み終わったんだけど、この『心理学入門』の方が初学者向けでとっつきやすいと感じる。心理学のエッセンスを薄めずに飲みやすくしてくれている。
    ただ、いわゆる心理学の雑学本のような平易さはないので、基礎から学んでみたいという興味がある方向け。これを読んだ後に『心理学 第5版』へ行くとわかりやすいかもなとも思った。また、各分野ごとに解説がされているので、気になった分野の専門書などに飛ぶのももちろんいいよね。ぼくは社会心理学を深掘りしてみたいなと思った。

  •  かつて哲学から派生した心理学が、古い意味でのそれと異なる点として、現代は科学的な手法を用いることとする。その歴史に始まり、学習、生理、認知、パーソナリティー、臨床、発達と目次を追うだけでも、こころおどるよう。
    それぞれのトピックは、豊富な例を用いながら、概要、具体例、実生活への応用と3本建てに分かりやすく構成される。人々はなぜパチンコにはまり、防災の蓄えをしないのか。最終的には、人間はどのような存在であるのかに答えると。 
     脳の部位と知覚、認識、行為やそのエラーや喪失まで記述される。索引も含めて、確かに本書で人間活動の全てが理解できたかのようにまで思わせる、充実の一冊。

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著者プロフィール

2008年早稲田大学第一文学部卒業、2013年早稲田大学博士号(文学)取得。早稲田大学助手、日本医療研究開発機構専従研究員、日本学術振興会特別研究員(札幌医科大学・慶應義塾大学)を経て、現在は慶應義塾大学文学部助教。専門は認知神経心理学、計算論的運動制御。心理学・工学的アプローチを組み合わせ、特に身体運動にかかわる健常脳機能および脳損傷症状の理解・評価・リハビリ方法の開発に関する研究をおこなう。

「2022年 『ステップアップ心理学シリーズ 発達心理学 こころの展開とその支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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