建築プロダクトデザイン ―暮らしを劇的に変えるモノと空間の設計思想 (KS理工学専門書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061565203

作品紹介・あらすじ

日本では、多くの住宅が世代ごとに使い捨てられている。建築が、住人やライフスタイルの変化に対応できないためだ。建築内部の自由度を高め、長く使えるようにするための「建築と家具の間のデザイン」を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 可動する不動産。コレを観てワクワクするかは人それぞれだろうけど、間違いなく自分はそういうタイプ。

  • 最後に記載されていた空間の知能化というのが面白かった。

    これまで、不動産は不動なものとして用いられてきた気がする。

    建築が可動なもの、モバイルなものになれば、より自由な空間が作られる。

    自由な空間とは、各個人に心地よい空間であり、かつ、景観や社会全体にも最適化される空間であると思う。

    家電や雑貨にみられるように、各機能を持ったモノは多かったけど、人の暮らしに馴染むような視点から見ると、これからのプロダクトは、新しい分野がまだまだあるのかもしれないなと感じた。

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著者プロフィール

1958年東京都生まれ/1984年工学院大学建築学科修士課程修了/1984〜90年黒川紀章建築都市設計事務所勤務/1985〜86年フランス・マルヌ・ラ・ヴァレー新都市開発公社EPA Marne研修生/1992〜93年文化庁芸術家インターン/1995〜99年早稲田大学建築学専攻博士課程/1999〜2007年東北芸術工科大学生産デザイン学科助教授/2007〜10年首都大学東京システムデザイン学部准教授/2010年工学院大学建築都市デザイン学科教授、2011年〜同大学建築学部教授

「2022年 『黒川紀章のカプセル建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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