科学革命の歴史構造 下 (講談社学術文庫 1199)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061591998

作品紹介・あらすじ

本書では、19世紀のドイツの大学における科学のスタイル形成や、現代数学の理論的概念が世界観上の対立をも孕んで形づくられたこと、更にロシアにおける歪曲の歴史的経緯にもふれながらマルクス主義の科学理論について論じる。現代科学を総合的に捉えなおすには、数学や科学の内容に歴史的に通じることが必要であり、現代数学などの学問分野の理解には、歴史的アプローチが必須と説く意欲作。

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著者プロフィール

1947年生まれ
東北大学理学部および同大学院で数学を学んだあと、プリンストン大学大学院でトーマス・S・クーン、マイケル・S・マホーニィらに科学史・科学哲学を学び、Ph.D.(歴史学)。
数学史家。
著作に『二十世紀数学思想 新装版』(みすず書房)などがある。

「2020年 『数学的真理の迷宮 懐疑主義との格闘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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