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- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061593732
作品紹介・あらすじ
松江から熊本へ。日本での生活体験が広がるにつれ、小泉八雲の日本理解も哲学的思索へと深まってゆく。古来、日本人は樹や泉、鏡などの中に「霊的なるもの」を感じ、信仰の対象にしてきた。その日本の文化と精神の流れを、メタフィジカルな次元で捉えようとする。『九州の学生たちと』『博多にて』などの佳作を中心に、東方の国日本を巧みに描いた味わい深い作品集。
感想・レビュー・書評
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やっぱり都々逸って良いよね。
基盤の考え方、感じ方は違うのに、日本人の考え方をじっくり見つめてくれた。日本人の特異性、いじらしさ、強さ、弱さ。
まるで頭の中を白日にさらされた気がして落ち着かない、けれど続きを読み進めずにはいられない。 -
もう、嵌った。
昔の日本人を冷静に観察していて、そしてその情緒を感じることができる恐るべき人。
内容も深いものが多く、かといって難しすぎず…
日本人とか外国人とか、そんな小さな枠組みを超えた人生を垣間見れる一冊です。
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