世親 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061596429

作品紹介・あらすじ

「我は存在せず、煩悩と業などによって構成される法のみがある」とした『倶舎論』。また、すべての事物はこころが作りだした表象にすぎない、と主張する唯識論など、仏教理論を完成させた知の巨人の思想と生涯を詳述。アーラヤ識と呼ばれる深層心理を重視し、現代の精神分析をはるか千六百年前に先取りした精緻な唯識学の全体像を、平易に説き明かす。

著者プロフィール

1923年静岡市生まれ。東京大学・ミュンヘン大学などに学び筑波大学・日本大学などで教授として勤める。現在、筑波大学名誉教授。文学博士。著書に『バウッダ』(中村元と共著、小学館)、『仏教入門』(岩波新書)、『世親』(講談社)、『初期仏教の思想』上・中・下(第三文明社)『龍樹・親鸞ノート』『大乗とは何か』『ブッダとサンガ』(法藏館)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1985年 『比較思想研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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