古代国家と軍隊: 皇軍と私兵の系譜 (講談社学術文庫 1661)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061596610

感想・レビュー・書評

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  • 友人に「読める漢字が殆ど無い」と云われた一品。読めない漢字の少ない人は確実に面白い内容です。

  • 支配するには武力が必要。いかに日本人が古来から、従順で平和主義者であっても、言うことを聞かせるには、武力の背景が必要。あれだけの名宝を守ってくることができたのも組織だった武があったはず。この本を読んで、今まで、自分の中で、うすらぼんやりとしていた武士が台頭するまでの武力の系譜が、すっきりとよくわかった。
     そして、古代に、皇軍を率いた名族大伴氏出身の大伴家持と防人の歌に興味が湧いてきた。

  • 少し難解だった。
    複数読まないと真意が理解できないかも。

  • 特に、公軍と私軍という観点から、鎌倉時代までの日本の軍隊を概観。
    授業の日本史じゃ見えにくいところを、丁寧に解説してくれています。

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著者プロフィール

一九三二年(昭和七年)東京生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学教授、学習院大学教授を歴任。著書に『古代国家と軍隊』『日本古代史講義』『日本古代衛府制度の研究』などがある。また『続日本紀』(新古典文学大系)の校注者の一人。

「2020年 『日本書紀(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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