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- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061597273
作品紹介・あらすじ
撫切り、根切りを命じ、一向一揆との徹底的対決の過程で、自らを統一権力として形作ってゆく信長。一揆鎮圧の完成後関白として「日本の治」を唱える秀吉。統一政権を目ざし抜きん出た二人の権力者が抱いた共通の構想は何か。下克上の組織化が孕んでいた「唐国まで」という大陸侵略の衝動を解き明かし、中世末〜近世初めの激動の歴史を捉えなおす。
感想・レビュー・書評
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あたし正直“信長時代”の中で<対本願寺>を避けて通っていたんです・・・
だって一向一揆って、念仏を唱えた門徒の人たちが、やられてもやられても立ち上がり、向かってくるイメージがあって、怖かったんですもの・・・
・・・でも食わず嫌いだったみたい・・・この本読んだら、一向一揆の印象ガラッと変わっちゃったの・・・蓮如さんって「ガチガチの戦大好き御坊」と思っていたんだけど、どうやら違ったみたい。もう夢中で読んじゃった。それに作者の藤木さんがまえがきでおすすめしている本(『信長と石山合戦−中世の信仰と一揆』(吉川弘文館)まで、Amazonで注文しちゃったわよ。ちっきしょ〜。まんまとのせられたわよ・・・
と・も・か・く、お屋形様が11年間も費やしただけあって<対本願寺>は、奥が深くて、ますます“信長時代”に夢中になりそう・・・
あっ、この本には秀吉くんの朝鮮出兵についての考察も書かれているんだけど、
まだ読んでないの・・・積んである「信長本」全部読み終わったらチャレンジね!
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